諸井醸造所「秋田しょっつる(ハタハタ魚醤)」 130g×2本
商品説明
諸井醸造が『本物のしょっつる』の開発に取り組んだのは1983年
完成したのが2000年、17年もの歳月と手間暇を費やして、ついに完全しょっつるが完成しました。
琥珀色の一滴は和食だけではなく、さまざまな料理の味を引き立てます。
目利きの一押し
世界各地に魚醤文化がありますが、秋田のしょっつる文化は奥が深いです。一年の中でほんの一か月の間に大量に水揚げされた鰰(ハタハタ)を原料にして、しょっつるは作られます。
現在はハタハタそのものの水揚げが激減したこともあり、貴重品となりました。
諸井さんの蔵に眠っているしょっつるのもろみは、長期熟成したアンチョビのような香りを漂わせていました。
ひと舐めして驚きました。これが魚(ハタハタ)と塩だけなのか・・・・驚異的な味わいです。一般的に販売しているしょっつるには、色々と混ぜものがしてあります。諸井さんのは正真正銘の品 一滴の香りとうまみで料理に影響を与えるけど、悪さはしません。素晴らしい魚醤です。
萩原 章史
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賞味期限 | お届け日より約2年 |
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保存方法 | 常温 |
秋田産のハタハタをベースとし塩だけで作り上げた『純正しょっつる』です。ハタハタしょっつる鍋だけではなく、白身魚を使った鍋料理とは相性抜群です。鍋以外でも魚介サラダ、ボンゴレパスタにもご利用いただけます。
【しょっつるとは・・】
しょっつるとは秋田県が誇る古くから残る魚醤です。
石川の「いしる」や香川の「いかなご醤油」と並ぶ日本三大魚醤の一つとされています。歴史は古く江戸時代の初期まで遡ります。本来、魚と塩だけを桶や樽に仕込んでいた素朴な旨味調味料でした。今では、ほんの少し手間をかけている点以外は今も昔も変わりません。
お薦め調理法
本場のしょっつる鍋
1、鍋に昆布だしを入れ、酒を少量入れ、火にかけます。
2、沸騰したら、食べやすい大きさに切ったお好みの野菜、魚介類を入れていきます。
3、鍋の具に火が通ったら、しょっつるを少しずつ加え、お好みの
味に整え完成です。
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昭和5年創業の「諸井醸造所」は、当初は醤油だけを醸造していました。昭和30年代に味噌の醸造も始め、その後、漬物も始めました。 私の代で三代目。生まれも育ちも地元・男鹿市船川です。
大学では醸造学部でみっちり醸造学を学びました。昭和49年に卒業して帰ってきた頃は、店の前の船川港でハタハタの水揚げがありましたが、この頃を境に一気に減少をたどり、平成になると「幻の魚」と言われる様になりました。
「いま、確固としたしょっつるを後世に残さなければ、秋田のしょっつるは幻と消え、ハタハタの食文化は守れなくなる」という危機感が私を一歩前へと突き動かし、現在に至ります。
2000年、臭みのないまろやかな風味をもつ「秋田しょっつる」を作り上げました。秋田のハタハタ食文化が育てた「時の結晶」です。是非ともご賞味下さい。