紀州・熊野「じゃばらサイダー」 200ml×12本セット
商品説明
世界でも人口450人未満の和歌山県北山村でしか作られていない柑橘「じゃばら」は、「邪気を祓う」が名前の由来とされる希少な柑橘です。
その「じゃばら」の果汁に、レモン果汁の酸味と隠し味に食塩を加えて完成したのがこの「じゃばらサイダー」です。ユズやスダチとはまた違う個性的な風味と爽やかな味わいが特徴で、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
じゃばら以外の原材料もてんさい糖は北海道産、レモン果汁は和歌山県または三重県産の国産のものを厳選し、香料や着色料は一切使っていません。
よく冷やしてそのまま飲むことはもちろん、焼酎で割ればおしゃれなサワーがお手軽に完成します。
※和歌山県北山村が原産の希少柑橘「じゃばら」については、下記の詳細説明もご覧ください。
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賞味期限 | 製造日より1年 |
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保存方法 | 常温・冷蔵 |
【和歌山県北山村が原産の希少柑橘「じゃばら」】
「じゃばら」は全国唯一の「飛び地」の村である、和歌山県北山村に古くから自生していた柑橘です。
『邪気を祓う』がその名の語源とされ、村では縁起ものとして昔から正月料理にはかかせないものとなっています。
昭和46年、みかんの分類で有名な故田中論一郎博士(前静岡県柑橘試験場長)に調査を依頼し、翌年現地にて花の分析など専門的な調査・研究の結果、国内はもとより世界に類のない全く新しい品種であることが判明しました。
糖度と酸度が絶妙に調和しており、まろやかな酸味、独特の苦味を有し、ユズやスダチなどとは違った個性的な味わいが特徴です。
原木の持ち主である故福田国三氏が過疎に悩むこの地域の産業に育てようと、住民に栽培を呼びかけたのが、今では北山村の特産品となったきっかけです。
当初はなかなか広まらなかったのですが、毎年花粉症の季節になるとテレビや新聞雑誌などに盛んに採り上げられるようになり、近年は「じゃばら」の機能性食品素材としての可能性に注目が集まっています。
実際、じゃばらの果実、果皮に含まれているフラボノイドの成分「ナリルチン」がユズの6倍も含まれていることが明らかになっています。(日本食品科学工業会第52回大会・2005・平成17年)
■柑橘のナリルチン含有量の比較
[果皮(μg/100g乾量)]
「じゃばら」:6605.55
「無核ユズ」:889.40
「カボス」 :493.05
[果皮(μg/100g乾量)]
「じゃばら」:1106.93
「無核ユズ」:170.45
「カボス」 :40.05
【熊野鼓動の取り組み】
北山村にほど近い奥熊野の地本宮町にある熊野鼓動は、過疎高齢化に悩む地域の課題を共有しつつ、創業当時から村の取り組みに協力し果汁を原料に使用した加工品開発・販売を通して「じゃばら」の普及に力を入れています。
柑橘系でありながら寒さに強いという「じゃばら」独特の性質がこの地域の気候や環境にふさわしいことから、生産者と協力をしながら、世界遺産の里 紀州・熊野を体現する柑橘として大切に育てています。
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世界遺産にも登録されている熊野「古道」と命の根源的な営みといえる心臓の「鼓動」の音をかけたものです。過去から優れた伝統を受け継ぎながら、未来へとつながるテーマに取り組んでいこうという思いで名づけました。 地元熊野において自らも栽培に関わりながら、顔の見える生産者が環境に負荷をかけずに育てた素材を中心に使用しています。化学合成された添加物はできる限り使用せず、素材本来の特性を生かす伝統的な製法で多くの食品を作っています。 癒しの里に相応しい心身ともに満たされる食品づくりを目指しています。