安政2年創業 石孫本店『吟醸孫左エ門味噌』 400g×4個 ※常温
商品説明
その昔、甘いものほど上等とされた頃、米麹をたっぷり使った甘い味噌は最高のもてなしとされました。
吟醸孫左エ門味噌は米麹を大豆の2倍使った風味豊かなお味噌で、
米どころのもてなしの心を今に伝える田舎味噌は親しみやすい風味が人気です。
甘口の柔らかな風味、その奥に豆の旨味が絶妙なバランスで、味噌汁はもちろんのこと、煮込み・焼き物と用途の広さも喜ばれている吟醸孫左エ門味噌。
原材料も地元湯沢産米に湯沢産大豆を使用しています。
余計な味は一切しません。豚肉、鶏肉、魚のアラ、なんでも合います。
安政2年創業『石孫本店』が作る究極の醤油・味噌について詳しくはこちら!
目利きの一押し
石孫の引き戸をくぐった瞬間 別世界に足を踏み入れたような錯覚を覚えました。
玄関を背にして、右奥が醤油蔵、左奥が味噌蔵。それぞれの蔵の柱や梁を寝床にしている酵母たちが、『俺ん家に何の用だ・・・』そんな声がするようです。
原材料は秋田県産にこだわり、昔ながらの手作りで、人と菌の究極のコラボレーションの結果が石孫の味噌醤油です。
近在の方々は自分の樽を持ってきて、石孫に味噌を仕込んでもうらそうです。同じ原料でも、味噌が育つ環境(個々人の家)が違うと味も香りも違うそうです。
昔は納豆がご法度だったとも。それは酵母は納豆菌よりも弱いからです。
近代の発酵学を駆使した工場で作る、究極の味噌醤油を否定するつもりはないですが、蔵に立ち入る人間に語りかける神様の囁きは理屈を超えたものだと思わざるを得ません。
日本人は蔵にも神が宿ると信じていたようですが、それもそのはずだと思った蔵見学でした。
萩原 章史
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店舗 | 安政二年創業 石孫本店 |
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商品番号 | M003-999-2-00012 |
セット内容 | 安政2年創業 石孫本店『吟醸孫左エ門味噌』 400g×4個 |
原材料名 | 国産米、国産大豆(*遺伝子組換していない)、塩 |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 8%軽減税率 |
賞味期限 | 出荷日より6ヶ月 (*商品ラベルに記載) |
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保存方法 | <味噌> 商品到着後、必ず外装から取り出し、冷蔵庫へ入れて下さい。開封後は、密閉容器に入れてから冷蔵庫で保存して下さい。 |
出荷期間 | 3/5 ~ |
販売情報 | 販売期間:3/4 00:00 ~ |
●石孫本店の五蔵
明治大正の醸造業の貴重な建築群として、国の登録有形文化財に指定されています。もっとも古い内蔵は、明治16年(1883年)建造の文庫蔵で、腰壁にレンガを積むなど洋風の意匠が特長です。
●味噌造りは米麹を造ることから始めます。醸造の要は麹にあるといわれていますが、ここは蔵人の経験と勘が全ての工程です。蒸した大豆や塩と混ぜ合わせ木桶に寝かせます。気温が上がるにつれて重しの下からプチプチと発酵している音が聞こえます。出荷する前には、木桶の味噌を別の木桶に移して「天地替え」します。
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石孫本店は1855年(安政二年)の創業ですが、今一番古い内蔵は1883年建築。昔から醸造に適した自然環境に恵まれた地で、頑固に手造りにこだわっています。しょうゆやみその仕込みや製成に用いられている蔵は1904〜1916年の建築で、いずれも現役の蔵です。又、蔵と共に歳月を経てきた木樽も現役です。しょうゆを仕込んでいる樽は胴囲4m、高さ2m、みそを仕込んでいる樽は胴囲3.5m、高さ1.7mです。しょうゆは小麦を石炭で炒るところから始め、「家付き酵母」を大切に守り育てながら伝統的な製法で木樽に仕込みます。みそは酒どころの技法を活かして麹のうまみを充分に引き出しました。米のくに秋田ならではの米をふんだんに使った贅沢な味噌です。