商品説明
時の権力者、天下人からも称賛された「堂上蜂屋柿」です。
非常に大きな干し柿で、白い粉を上品に纏い、飴色の果肉、とろりとした食感、自然な甘さが特徴です。
堂上蜂屋柿は、千年以上の歴史を持つ干し柿で、その歴史などを記した「蜂屋柿由来略書」によると、 朝廷や幕府への献上品であり、「堂上」という称号は朝廷への昇殿が許された者だけに与えられる栄誉ある地位を意味しています。
原料の「堂上蜂屋」は、美濃加茂市内で栽培した渋柿です。1枝1粒の着果を管理し、250g以上の大粒になるように育てています。
収穫後は、手作業で皮をむき、硫黄燻蒸、かげ干し・天日干しにより乾燥させます。乾燥工程で「手もみ」を行いながら、「ニオボウキ」と呼ばれる稲わらのホウキで優しく掃くことで、柿の表面に細かな傷をつけ、そこから水分が抜け、果糖が白く浮き上がり美しく仕上げます。
こうして完成する「堂上蜂屋柿」は、贈答品として高く評価され、5段階ある等級でも、価格の高いものから先に売れていくなど、現代でも唯一無二の存在です。
極上の干し柿は、特別な方への贈答やお祝いの席におすすめです。
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店舗 | JAめぐみの(めぐみの農業協同組合)みのかも営農経済センター |
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商品番号 | M004-842-2-00003 |
セット内容 | 『堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき) ”秀〜しゅう〜”』 岐阜県産 干し柿6玉入り(1玉60g以上)化粧箱 |
原材料名 | 柿(岐阜県産)、酸化防止剤(二酸化硫黄) |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 8%軽減税率 |
賞味期限 | パッケージに記載 風味を損なわないためにも、なるべくお早めにお召し上がりください。目安として、発送日より3週間程度。 |
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保存方法 | 表面の白い粉(果糖・ブドウ糖)が溶けやすいため、冷蔵保存がおすすめです。 |
販売情報 | 販売期間:12/1 00:00 ~ 販売準備中 |
■岐阜県美濃加茂市と堂上蜂屋柿
岐阜県の中央南部に位置する美濃加茂市は、年間を通じて温暖で晴天日が多く、適度な降雨が柿の栽培に適した地域です。
干し柿加工を行う秋冬にも晴天日が多く、奥美濃で雪を降らせた寒風が吹き下ろし、干し柿はカビの発生が少なく、きれいな飴色に仕上がります。
また、朝晩の冷え込みも強く、天日干しを開始する時間には気温が低いため、柿が急激に乾燥することなく、内側から時間をかけて干し上げることができます。
「堂上蜂屋柿」は、1900年パリ万国博では銀杯を、1904年セントルイス万国博では金杯を受賞しましたが、その後、砂糖の市場流通が進んだこと、養蚕業が盛んになったことが重なり、生産する農家が激減しました。歴史ある干し柿を絶やすわけにはいかないと、1930年に一人の農業者が再び堂上蜂屋柿を作り始め、1978年には「堂上蜂屋柿振興会」が発足されました。少しずつ栽培農家を増やし、栽培・加工方法の研究を行い、2015年には食をテーマに開催されたミラノ万博に出展しました。
■堂上蜂屋柿の等級
主に贈答品として高く評価され、取引価格は、他産地の干し柿と比較しても高いながら、価格の高い商品から先に売れていくなど、高級品として取り扱われています。
<誉>1粒90g以上、形・質ともに優れたものだけを厳選した最高級品
<雅>1粒75g以上の大玉
<寿>1粒65g以上の中玉
<秀>1粒60g以上、干し柿の肌(表面)および形が優れたものを厳選
<優>1粒60g以上
■GI産品とは
この商品は地理的表示(GI)保護制度に登録されている特産品です。風土や伝統が育んだ特色ある地域産品を国が保護している制度で、「地域ブランド」を守ります。「堂上蜂屋蜂屋柿」は、2017年12月15日に登録されました。
この商品の取扱い店舗
- JAめぐみの(めぐみの農業協同組合)みのかも営農経済センターこの店舗の商品一覧
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岐阜県のほぼ中央に位置し、5市2郡(8町村)からなる地域です。「恵み豊かな美濃地方」であることから「めぐみの」となりました。 その面積は、約2,500平方kmと県土の約23%を占め、海抜44.2m(可児市)から1,810m(郡上市白鳥町銚子ヶ峰)と高低差が大きく、北部と南部では気候が大きく異なります。 みのかも地域では、観光スポットが点在し、果樹(梨や柿)、茶(白川茶)など、豊かな特産物にも恵まれています。