車海老・穴子・筋子など
7種の具材と赤酢のシャリで食べる
江戸前の恵方巻

恵方巻は七福神にあやかり7種類の具材を入れて巻くことで「福を巻き込む」「体内に取り入れると福がくる」とされています。
鮨十の恵方巻は車海老や穴子など、江戸前鮨で人気の具材を含む7種類の具材を使った一品。
本格的な美味しさをお求めの方や、大切な方への贈り物などにオススメしたい恵方巻です。

すべての具材に職人の仕事が施されており味はもちろんのこと、見た目も素晴らしいです。
なかでも海老酢で美しく仕上げた車海老は存在感があり、穴子はいい塩梅で炊いて1日寝かしてから、盛付け直前に表面を炙って芳しさを出しています。
赤酢を使ったシャリも江戸前鮨には欠かせないものです。

「シンプルに美味しく、1番バランスの取れた具材で作りました」
と花板の瓜生さん。
実際に食べてみると、筋子や玉子の甘みと旨味がジュワッと広がり、車海老や穴子、赤酢のシャリの味わいが次々に楽しめます。 椎茸や干瓢の絶妙な食感と噛むたびに溢れ出す旨味、三つ葉のほろ苦さが次へのひと口を後押ししてくれます。
この絶妙なバランスが本格的な味をお求めの方に、私が自信をもってオススメする理由です。

鮨十流
こぼれいくらの恵方巻も
お好みでお試しください！

ここで鮨十流の食べ方もご紹介します。

お好みですが、別添えのいくらは恵方巻にこぼれるほど盛り付けて食べてみてください。
いくらの弾ける旨味が味の相乗効果を生み出し、より上質な味わいが口いっぱいに満たされるような感覚になります。

もちろんいくらを日本酒のツマミにしてもいいですし、熱々の白ごはんにかけて食べるのも美味しいです。

鮨十の店名の由来にもなっており、とても大切にしているご縁。 ご縁を頂けたお客様にとって、より良い１年であることを願い、巻かせて頂きます。
海苔、シャリ、具材のバランスを追求し、仕上げましたので是非ご賞味下さい。

花板 瓜生喜章

文：植竹伸行