商品説明
「べにふうき」は、1993年に国の研究機関である旧国立茶業試験場(現農研機構)で紅茶の優良品種として開発された、期待の成分を多く含むお茶です。
一般的な『べにふうき緑茶』の「メチル化カテキン(エピガロカテキンガレート:EGCg)」含有量は1000〜1800mg/100g程と言われています。しかし、今回お届けする静岡県牧之原産『べにふうき緑茶』は、含有量の多い成熟葉を使用し、その値はなんと2150mg/100g!
是非お試しください。
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【飲み方】
粉末1.5g以上を200mlの熱湯に入れて1分程よくかき混ぜた後、少し冷ましてから一度にお飲み下さい。
※時間が経つと光過敏性皮膚炎の原因物質であるフェオホルビドが生成される研究結果があります。作り置きはしないようお願い致します。
※「メチル化カテキン(エピガロカテキンガレート:EGCg)」含有量につきましては第三者機関によるものです。
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賞味期限 | 製造日より1年 |
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保存方法 | 常温 |
『べにふうき』は、「べにほまれ」と「枕Cd86」という品種の交配を重ねて誕生した改良品種で、樹勢が強く、高い病害抵抗力が特徴です。日本初の紅茶・半発酵茶兼用品種として、1993年に命名登録(農林登録)、1995年に品種登録(種苗登録)されました。
【誕生の秘密】
もともとは、昭和初期に、日本での紅茶生産が目的で、日本に古くから存在する品種「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた品種です。
1971年の紅茶輸入の自由化などの影響により、市場に普及することもなく忘れ去られることになります。
その後、細々と研究用に育成していた、国の研究機関である旧国立茶業試験場(現農研機構)の研究チームによって、1996年から2000年にかけて行われた機能性を持つ食品開発のための基礎研究の結果、約40品種の茶葉の中から、成分「メチル化カテキン(エピガロカテキンガレート:EGCg)」を豊富に含む茶葉があることが学会で発表され、それ以降、注目されるようになりました。
【メチル化カテキン(エピガロカテキンガレート:EGCg)】
茶葉中に含有されるポリフェノールの1種で、茶葉に最も多く含まれるカテキンであるエピガロカテキンガレートの一部がメチル化されたものを「メチル化カテキン」と言います。
『べにふうき』に含有される「メチル化カテキン(エピガロカテキンガレート:EGCg)」の研究結果が明らかになったのは、1999年のことです。
『べにふうき』をはじめ、「べにふじ」「べにほまれ」という茶の品種に多く含まれ、高温で溶け出しやすく、水に溶けて作用します。水の中に溶けた状態で加熱されると、より強い「GCG3"Me」という物質が増加しますので、メチル化カテキンを効率的に利用したい場合は、熱湯で『べにふうき緑茶』をよく抽出してから、その抽出液を利用する必要があります。今回お届けするのは粉末タイプですので熱湯に入れて良くかき混ぜてお飲み下さい。
【緑茶でなければならない理由】
当初紅茶として親しまれていましたが、研究の結果、
紅茶は、製造工程の発酵の段階で、酸化酵素の働きによって有効成分の「メチル化カテキン」が消失してしまうことがわかりました。またこの成分は成熟葉に多く、茎には含有されていないことが分かりました。そのため、メチル化カテキンを効率的に抽出・摂取するには、紅茶ではなく、緑茶や包種茶として加工するとよいことがわかりました。
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植田製茶は日本最大規模のお茶の生産地として有名な牧之原台地の東部に、約20,000㎡の茶畑を保有しております。お茶農家としては明治10年代より120年の歴史を持ち、加工販売を初めてからも、既に半世紀の年月が経ております。茶農家直販で正真正銘の静岡牧之原台地のお茶を、消費者の皆様に提供致しております。昨今では加工段階で他地域のお茶や輸入物を混ぜて静岡茶と称したり、添加物を加える業者もあるなか、農家直販で高いバリューのお茶を提供しております。お客様の細かなご要望にお答えできるのも、直営農園を持ち、自家製茶設備を保有しているからです。栽培⇒加工⇒販売を一貫して対応する植田製茶ならでは出所のはっきりした本物のお茶をお楽しみください。