北東農園『極早生温州みかん』三重県産 2S〜Mサイズ (約2.7kg)
商品説明
三重県御浜 北東農園の「極早生温州みかん」は、ギリギリまで樹上で完熟させることにより、濃厚な甘さとバランスよい酸味を併せ持ちます。
糖度は目安として13度前後、10月のこの時期に食べられるみかんとは思えないほどまろやか。
通常9月から10月にかけて食べられる極早生みかんは「青切り」「早採り」とも呼ばれ、色がまだ青いうちに収穫された酸味の強いみかんが知られますが、黄金色に完熟した北東農園の「極早生」の味わいには見事なコクがあります。
今年の極早生みかんは、天候などの影響から昨年とは一転して収穫量が多く小玉傾向となっています。全体的にはMサイズ以上のものが少ない反面、小玉の2Sサイズが多く出来ています。
お届けの品は2S~Sサイズが中心でMサイズが少なめの標品構成となります。小玉が多いということで、味の濃いものが多いです。
強い水分ストレスを掛け過ぎないようにしたため「菊みかん」は少なめとなっています。
※「菊みかん」は、夏場の水分ストレスが強く掛かった時に出来る果皮がデコボコしたみかんの名称です。
※農薬の使用を最小限に抑えているため、多少のキズ・スレがある場合がございます。予めご了承ください
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目利きの一押し
多雨の三重県のみかんなんか・・・と甘く見ていましたが、甘いのは私でした。
実に美味しいみかんです。和歌山・愛媛・熊本・長崎などの名産地の最高クラスのみかんと比較しても遜色ないです。
『三重県の最南端にほど近い場所のみかんが、何でこんなに美味なのか?』 栽培方法を伺ってみて、『なるほど!納得!』です。土づくりから、みかんの苛め方まで、本当にこだわりがあります。
見た目の形はいわゆる高級みかんの定番型ではないですが、完熟した味は本当に見事です。甘いだけでなく、酸味も程よく、吟味された味わいに仕上がっています。完熟している分、傷みも早いので、お早めにお召し上がりください。
萩原 章史
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消費期限 | なるべくお早めにお召し上がりください ※酸味が強い場合、数日置いてお召し上がりください。 |
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保存方法 | 高温多湿を避け常温保存 |
販売情報 | 販売期間:10/1 00:00 ~ 11/11 08:00 販売終了 |
【栽培技術】
熊野地方は温暖な気候とともに、日本有数の多雨地帯でもあります。水はけの良い土壌での栽培はおいしいみかんの大きなメリットなのですが、降雨量が多いと大玉で味の薄いものになってしまいます。そのため北東農園では、雨を土壌に染み込ませない為の白いシート(「マルチシート」)で土壌を覆っています。
この通称「マルチ栽培」は高品質みかん生産には欠かせない手法であり、シートによる被膜は果実の生育を促進するために梅雨明け後に行うのが一般的です。しかし北東農園では先がけて梅雨入り前の6月中旬に被膜を開始することで、果樹に対する水分ストレスをより長期間かけながら、点滴灌水設備による必要最小限の灌水を適時行うという、より高い技術を要求する方法を採っています。
【土作りと肥料】
おいしいみかんを作るためには土壌の微生物やミミズなどの小さな虫たちに助けてもらわなければなりません。それには有用生物の住みよい環境と、餌になる有機物が必要不可欠になります。そこで北東農園では化学肥料を極力使用せず、毎年冬場に完熟堆肥を入れ、魚粉等を主原材料とした有機質発酵肥料を使用しています。微生物や小さな虫たちは、これらの有機物を分解してバランスの取れたミネラル分の豊富な土壌をつくります。
【安心安全へのこだわり】
各JAなどが出している防除指針の中から、必要なものとそうでないものを選択し、農薬の使用を極力抑えています。これまでも農薬の使用量を、通常の約50%にまで抑えることに成功していますが、天候不順や病虫害の影響が見込まれる年は、通常の約70%程度となる場合もあります。雑草対策の除草剤は使用せず、昔ながらの方法で雑草の芽が出だした時に1本、1本手作業で引き抜いていきます。
【収穫時のこだわり】
北東農園では、果実が完全着色してから収穫を行います。完熟の見極めが難しい為、収穫に人を雇わず、自ら設けた厳しい基準によって、色と味の揃ったものを収穫するのが方針です。
この商品の取扱い店舗
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北東農園は三重県の南、世界遺産に登録されている熊野地方にあり、本州の中でも最も温暖な気候で海岸に近く、豊富な日光と程よい潮風があたる中でみかんを栽培しています。 小さな畑を生かしたこだわりの栽培方法でおいしいみかん作りに取り組んでいます。