商品説明
北東農園の「ゆら早生みかん」には「菊模様」と呼ばれる凸凹とした皮のものが混じる場合や、おしりの部分の皮が少し硬いものがあります。実はこれが美味しい証拠。北東さんが果樹に与える水分を抑えることで適度なストレスが加わり、旨み・甘みが凝縮された現れです。
果汁は例年どおりジューシーで、味わいがぎゅっと詰まった仕上がりです。「ゆら早生」は特徴として、じょうのう(薄皮)が特に薄いため「小さい玉は外皮を剥くとき、一緒にじょうのうも破れて果汁が溢れることがあります。どうぞ『お手拭き』をお手元に。」とは北東さんの談でした。「美味しさの証」である凸凹した皮は特にじょうのうと癒着しやすく、果汁が溢れやすいそうです。お気をつけて上手にお楽しみください。
「ゆら早生みかん」は、宮川早生の枝変り(突然変異)で、同時期の品種と比較しても糖度が高い特徴があります。和歌山県では「極早生品種」として特産化を目指している品種です。
目利きの一押し
多雨の三重県のみかんなんか・・・と甘く見ていましたが、甘いのは私でした。
実に美味しいみかんです。和歌山・愛媛・熊本・長崎などの名産地の最高クラスのみかんと比較しても遜色ないです。
『三重県の最南端にほど近い場所のみかんが、何でこんなに美味なのか?』 栽培方法を伺ってみて、『なるほど!納得!』です。土づくりから、みかんの苛め方まで、本当にこだわりがあります。
見た目の形はいわゆる高級みかんの定番型ではないですが、完熟した味は本当に見事です。
萩原 章史
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消費期限 | なるべくお早めにお召し上がりください |
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保存方法 | 高温多湿を避け常温保存 |
販売情報 | 販売期間:11/20 00:00 ~ 12/10 08:00 販売準備中 |
【栽培技術】
熊野地方は温暖な気候とともに、日本有数の多雨地帯でもあります。
水はけの良い土壌での栽培はおいしいみかんの大きなメリットなのですが、降雨量が多いと大玉で味の薄いものになってしまいます。そのためマルチシートと呼ばれる雨を土壌に染み込ませない為の白いシートで土壌を覆うように敷き詰めます。このマルチ栽培は高品質みかん生産には欠かせないものになっています。
通常、マルチの被膜時期は樹体内の栄養を高め、果実の生育を促進するために梅雨明け後に行うものですが、これを梅雨入り前の6月中旬に被膜することで水分ストレスを長期間かけていきます。
そして点滴灌水設備による必要最小限の灌水を、樹や果実の状態を見ながら適時行っていきます。
【土作りと肥料】
おいしいみかんを作るためには土壌の微生物やミミズなどの小さな虫たちに助けてもらわなければなりません。
それには有用生物の住みよい環境と、餌になる有機物が必要不可欠になります。
科学肥料は極力使用せず、毎年冬場に完熟堆肥を入れ、魚粉等を主原材料とした有機質発酵肥料を使用しています。微生物や小さな虫たちが有機物を分解してバランスの取れたミネラル分の豊富な土壌をつくります。
【安心安全へのこだわり】
各JAなどが出している防除指針の中から、必要なものとそうでないものを選択し、通常の約50%減農薬を実現。雑草対策の除草剤は使用せず、昔ながらの方法で雑草の芽が出だした時に1本、1本手作業で引き抜いていきます。
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北東農園は三重県の南、世界遺産に登録されている熊野地方にあり、本州の中でも最も温暖な気候で海岸に近く、豊富な日光と程よい潮風があたる中でみかんを栽培しています。 小さな畑を生かしたこだわりの栽培方法でおいしいみかん作りに取り組んでいます。