正宗四川料理 蜀郷香の「全家福」お取り寄せ
正宗四川料理 蜀郷香(シュウシャンシャン)
東京・四谷三丁目
品格のある
強烈な痺れと辛み
蜀郷香の麻辣湯麺
具材入りの調理済みスープ、中太麺、
山椒油、香菜のセットです。
品のいい麻辣です。
蜀郷香の麻辣湯麺は、豆板醤をベースに、花椒(中国山椒)を効かせたスープによる本格四川の麺料理です。
「麻辣湯麺は、四川の屋台の汁そばとして生まれたものです。今回の麻辣湯麺は、花椒を強く効かせた現地らしい味でありながら、単なる激辛ではない品の良さをお楽しみいただけるものにしました」と、菊島弘従シェフは語ります。
鮮烈な麻辣の香りと痺れと辛さの奥にある、上質な旨みをお楽しみください。
これがスープです。
ベースの出汁は、丸鶏(老鶏)、鶏ガラ、豚骨などでとった旨み豊かな毛湯(中華スープ)です。ここに、よく炒めた豆板醤と、青花椒、赤花椒、唐辛子(タカノツメ)を加えて30分ほど、画像のように煮込み、濾したものが今回のスープです。辛さと痺れの奥に品があります。
素材は極めて
上質です。
単なる激辛ではないのは、旨み豊かな中華スープに、菊島シェフ自らが四川から輸入している3年熟成の豆板醤(右手前)、痺れの強烈な赤山椒、鮮烈な香りの青山椒、そして唐辛子(タカノツメ)と、すべて上質なものを使っているからです。
具材はハチノスと
ヤマクラゲです。
しっかりと下処理がされたハチノスは、柔らかな弾力が特徴です。噛むほどにハチノスの美味しさが口の中にあふれます。ヤマクラゲは、中国の萵苣薹(チシャトウ)を乾燥させたものです。辣油と山椒油で和えて味付けをした、コリコリとした食感が楽しい具材です。
薬味に山椒油が
付きます。
蜀郷香の山椒油は、赤花椒、青花椒、実山椒の3種の山椒の風味を油に移したものです。お料理に少し加えるだけで、山椒の香りと痺れが効いた本格四川の味わいになります。残りは、麻婆豆腐などの料理や、ポン酢などの調味料に少し加えるのが、菊島シェフのおすすめです。
本場四川の味です。
山椒油は、しっかりとした痺れと辛みがあります。かけすぎにはご注意ください。薬味はほかに、香菜も付きます。
麺は中太の
中華麺です。
スープからは、花椒や唐辛子の豊かな香りが漂います。麺をすすれば、鼻から抜ける山椒の香りが発汗作用を促します。麻辣の濃厚で深い味を楽しめる、本物の麻辣湯麺です。
文・三浦凜
撮影・八木澤芳彦
正宗四川料理 蜀郷香シュウシャンシャン
東京都新宿区舟町5-25 TSI FIUNAMACHI 2階
TEL 03-3356-0818
営業時間/18:00〜22:00 要予約
土日祝日は11:30〜22:30
夏と冬の火鍋コース、春のワタリ蟹コース、秋の上海蟹コース、野菜だけの精進料理など、料理は多彩。
予算の目安は一人25,000円〜。