天冨良いわ井|車海老の天ばらのお取り寄せ
天冨良いわ井
天ぷら専門店の粋な味。
「天茶」と「天ばらごはん」を
お楽しみください!
車海老の天ばら
天ばらで、まずは一献!
銀座の名店、天冨良いわ井の「天ばら」は、一尾14〜15gのやや小ぶりの車海老を選び、殻などをきれいに剥いて一尾ずつ揚げたもの。一人前に、10尾分が入ります。
天茶は、
粋な美味しさ
天ぷら専門店の掉尾を飾るのが天茶、つまり天ぷら茶漬けです。
ただし、お茶ではなく、塩味をつけた昆布出汁です。
今回は、天茶用に昆布出汁と焼き海苔を付けてお送りします。
食べる際には、炊き立てのご飯をご用意ください。茶碗に軽くよそい、よく温めた天ばらをのせます。その上から熱々の昆布出汁を注ぎ、焼き海苔を加えます。
海苔の出汁も
素晴らしい
海苔は昆布出汁に溶かしてお召し上がりください。上質な海苔ならではの旨みと相まって、得も言われぬ美味しさです。薬味には、わさびのほかに、別売りの天冨良いわ井特製の柚子胡椒もおすすめです。
天ばらごはんも
どうぞ!
温かいご飯と、天ばらを混ぜ合わせた、天ばらごはんも美味しいものです。上等な「天むす」のような味わいです。 つくり方は、温めたボウルに炊き立てのご飯を入れ、よく温めた天ばらを加え、胡麻塩を混ぜ合わせます。
うまいもん筆頭目利き人
町田 成一より
天ぷら専門店では、「天どん、天茶、天ばらのご用意がありますが、どうなさいますか?」と、食事の最後に訊かれます。
「天ばらとは、本来は芝海老や小柱などのかき揚げを、ばらばらにほぐしたものを言い、それで茶漬けや、天ばらごはんにして供してきたものだと思います」と、主人の岩井義郎さんは語ります。
今回のように、一尾ずつ丁寧に揚げた天ばらは、まさに車海老の天ぷらそのものですから、美味しさに間違いはありません。そのままつまむのも、もちろん美味しいものです。
しかし、太白胡麻油で揚げた上質な旨みをまとった衣(ころも)と、海老の甘味と、ご飯との相性は実に素晴らしいものがあります。
昆布出汁で天ばらの旨みは大きくふくらみます。この出汁と海老で食べるご飯の美味しいこと!
天茶も天ばらごはんも、よくぞ発明してくださいました!
と、先人に感謝せずにはおられません。
でも、やっぱり天どんが食べたいという方には、別にご用意しています「桜海老のかき揚げと車海老のかき揚げ」はいかがでしょうか? こちらは、「かき揚げ丼」ができますように「丼つゆ」をお付けしてあります。
文・町田成一
撮影・八木澤芳彦
天冨良いわ井
天冨良いわ井は、銀座に開店して20年余。料理は、店主の岩井義郎さん自らが豊洲市場などで仕入れる旬の食材を使ったおまかせ天ぷらで、一つ一つ目の前で揚げてくれます。飲み物は、日本酒とワインが充実しています。予算の目安は3万5千円ほどです。
岩井義郎さんのお紹介は、「桜海老のかき揚げと車海老のかき揚げ」のページを参照してください。
天冨良いわ井
東京都中央区銀座7−4−5 銀座745ビル6階
TEL 03−3571−5252
営業時間は、18時から20時30分最終入店、10時閉店。
水曜〜土曜に限り前日までの予約で昼も営業。
12時から最終入店13時、14時閉店。
定休日は、日曜日と月曜日。