伊勢志摩 鰹節専門店
「かつおの天ぱく」
燻し技法伝承
「伊勢波切節」
食の神様「豊受大神」が祀られている伊勢神宮の外宮では、1500年も前から毎日朝夕2回、食事を捧げる祭りが開かれています。
そこで必ず捧げられる神饌の一つが鰹節。
波切節は、日本を代表する食の神様が毎日召し上がる最高の御馳走であり、かつおの天ぱくの本枯節はその最高級品です。
奈良王朝に献上していた「波切節」
『名錐(波切なきり)の在所より堅魚(かたうお)と呼ばれる品あり。天子いたく喜び朝儀として求めたり。』 ※「本町食簡」より引用
奈良王朝の時代から波切の名は木簡等に記されており、王朝や神宮などに献上していた記録が残っています。また明治16年の第一回水産博覧会では明治天皇から褒状が贈られました。
古くから鰹節は番付表が作成されるほど親しまれていました。極上品は銀貨一枚と同価値があったと言われています。
伝統の「手火山製法」
かつおの天ぱくでは、一本釣り鰹だけを使用し、備長炭にする姥目樫(うばめがし)で燻すなど、伝統の技を守っている数少ない生産者です。
また通常、本枯節を作る際に行うカビ付けは3回ほどですが、かつおの天ぱくでは魚体の大きさや脂の質を見極め、多いもので5回行います。
なかでも「1年熟成の本枯節」は、店頭でも扱っていない限定品。2013年7月に企画しうまいもんドットコムでの販売が実現しました。
(現在は販売停止しております。再販の際はメールマガジンでご案内します)
全て手作業で、カビ付けなども合わせてトータルで約18ヵ月かけて完成する逸品です。
そのまま使える削り節「花鰹」もご用意
たけのこで土佐煮や削りたての鰹節をスライスした玉ねぎにかけても本来の旨さが活きた味わいが堪能できます。
ご自宅で削る習慣がない方もそのまま使える削り節「花鰹」を用意していますのでお試しください。