数百年前 からアイヌの人々が愛した土地 白老町の虎杖浜 アヨロ海岸
虎杖浜のある白老町は、アイヌ語「シラウオイ」から転訛（てんか）したもので、「虹の多い処」という意味です。
雨上がりにしばしば虹が見える白老の海。その中でも虎杖浜（虎杖はイタドリ）はアヨロ海岸と呼ばれてきました。
「アヨロ」の語源は、「アイ・オロ・オ（川の中に矢を収める処）」とされ、アイヌの遺跡からは漁具のような矢尻も見つかっています。
太古の昔から、この豊穣な海を、アイヌの人々は大切にしてきたはずです。
現在はアイヌの人々に代わって、漁師の皆さんが厳しい漁獲制限を徹底し、アヨロの海を守っています。
創業大正二年のカネシメ松田水産の本業は、究極のたらこ製造販売です。
それも虎杖浜に水揚げされる、前浜のスケソウダラの卵にこだわっています。
カネシメ松田水産のこだわりの加工品
虎杖浜の前浜で水揚げされ、数時間以内で仕込まれる 『たらこ』 は絶品です。
また、虎杖浜周辺の定置網に掛かる鮭類（白鮭・紅鮭・キングサーモン他）も極上です。シンプルに塩で仕込んだ鮭類はどれも特徴があり、鮭好きには一押しです。
虎杖浜の前浜で水揚げされたスケソウダラの卵で仕込む『多良の子』
カネシメ松田水産の最高級たらこ「多良の子」は、虎杖浜の目の前の海で、厳冬期に水揚げされた助宗鱈を競り落とし、数時間以内に自社工場で下ごしらえされます。
タラコ生産者の多くが、原料卵のみを買い付けて製造するのと比較すると、品質はもちろん、トレーサビリティも間違いないです。
仕込みには天然塩を使用し、低温で充分に熟成することにより、「たらこ」が本来持つ旨味を限界まで引き出し、「生食用」に仕上げます。もちろん、無着色です。
生で食べて美味なことにこだわって作るのが、カネシメ松田水産の究極のたらこ
虎杖浜周辺の定置網には、極上のサケ類が掛かります。
キングサーモン、ベニザケ、シロザケ（特に時鮭は極上）など、虎杖浜の近海には、様々な魚が回遊してきます。
カネシメ松田水産は虎杖浜周辺の定置網に掛かる、極上の鮭類を買い付けて、シンプルな塩鮭に仕込んでいます。
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