The fin. ザ・フィン 広島 コロンビアコーヒー お取り寄せ通販
The fin. ザ・フィン 広島
コーヒーの新しい扉を開く VOL.1
衝撃のコロンビア
南部エリア編
コーヒー生産地として
世界の最先端を行くコロンビアの、
衝撃の新品種を中心に
特別なコーヒー4種をご紹介します。
広島のスペシャルティコーヒー専門店
「The fin.」の宮田光明さんが
案内する、
コーヒーの新しい扉を開く
シリーズの第1回です
新しい感動を!
「コロンビアは、続々と生み出される新品種と新技術により、コーヒー先進国としていま世界で最も注目されています。とくに、コロンビア南部エリアのウィラ地区の3つの農園による3つの新品種のコーヒーは衝撃的です。それは、上質な白ワインを彷彿とさせるオンブリゴン、華やかな南国フルーツとしか思えないような香りのチロソ、ラム酒やココナッツのようなウシュウシュです」と、The fin.宮田光明さんは熱く語ります。
王道もご紹介します。
「コロンビアのコーヒーは、北部、中部、南部というエリアごとにコーヒーの特性が変わります。詳細は後述しますが、今回ご案内する南部エリアのコーヒーの特徴は、アンデス山脈の高地という生産地の環境などがもたらす、柑橘を思わせるフルーティな香りと、軽やかで酸味の強い味わいです。衝撃的と言っていい3つの農園のほかに、コロンビアの中でも最高品質のコーヒーを輩出する産地として有名なナリーニョ地区の伝統的なコーヒーもご紹介します」
商品は、コロンビア
南部エリアの4種です。
普遍と伝統の
ナリーニョ
キャラメルとフルーツのような香り高いアロマ、程よい酸味とコクのあるマイルドな口当たり、キレのある後味をもつ、バランスの良い飽きのこないタイプのコーヒーです。コロンビアマイルドと呼ばれるアラビカ種を、果肉除去後に水洗いし乾燥させる伝統的な製法のコーヒーです。
・商品名「コロンビア ナリーニョ ラ ウニオン ジョーカー 240g」
コロンビアの中でも最高品質のコーヒーを輩出する産地として有名なナリーニョ地区の伝統的なコーヒーです。困った時の最後のカード「ジョーカー」の名にふさわしく、毎日飲むコーヒーをどれにしたら良いか迷った際にこのコーヒーを選べば間違いのない、普遍的な味わいの逸品です。おすすめの焙煎方法は、中深煎りです。
上質な白ワインのような
オンブリゴン
りんごのようなみずみずしい甘さとジューシーさが特徴の、エチオピア原生種の「オンブリゴン」という新品種を、最新技術のダブルファーメンテーション製法で仕上げるコーヒーです。オンブリゴンは、ウィラ地区で見つかった突然変異種で、これをダブルファーメンテーションという、空気に触れない密閉状態で嫌気性の微生物のみによる発酵を2回行なう新製法を取り入れることで、上質な白ワインのようなアロマと重層的な味わいをお楽しみいただけます。
・商品名「コロンビア オンブリゴン ウィラ エル ディヴィソ農園 ダブルファーメンテーション 80g」
コロンビアの名産地、ウィラ地区で26年の歴史あるエル
ディヴィソ農園の2代目であるネストル氏が地元のコーヒー研究機関と共に作ったコーヒーです。おすすめの焙煎方法は、中浅煎りです。
南国フルーツのような
甘い香りの
チロソ
豆を挽いた瞬間、華やかな南国フルーツのような甘い香りに包まれます。酸味も華やかです。エチオピア原生種「チロソ」という新品種を、ダブルファーメンテーションすることで誕生しました。
チロソは、コロンビア北部のアンティオキア県で主に栽培されているカトゥーラの変異種とされている品種で、近年コーヒーの国際的な品評組織、COE(カップオブエクセレンス)でもこの品種が上位入賞を果たすなど、スペシャルティコーヒーの分野でも注目を集めています。
・商品名「コロンビア チロソ ウィラ ラス フローレンス農園 ダブルファーメンテーション 80g」
ウィラ地区で革新的なコーヒーを展開しているラス フローレンス農園のコーヒーです。おすすめの焙煎方法は、中浅煎りです。
ラム酒やココナッツのような
ウシュウシュ
「ウシュウシュ」は、最高級品種と言われるゲイシャと起源を同じとする貴重なコーヒーです。ゲイシャ系特有のフローラルや柑橘の香りに加え、ラム酒やココナッツのような香りが鼻から抜けていきます。
・商品名「コロンビア ウシュウシュ ウィラ ナチュラ農園 ダイナミックファーメンテーション 80g」
ナチュラ農園は、スペシャルティコーヒー会社カラーズオブ
ネイチャーの代表、フェリペ・オスピナ氏が所有する、世界中のエキゾチックなコーヒー品種を栽培するコーヒー研究農園です。標高約2150mの原産林が手つかずのまま残っている有機農地で環境に優しい農園づくりを目指しています。
ダイナミックファーメンテーションとは、カラーズオブ
ネイチャーが開発した、自然界に存在する酵母や微生物を使用して発酵を行なう独自の精選方法です。風味が素晴らしいだけでなく、他の発酵方法と比較してコーヒーの鮮度を保つことが可能です。自然界の発酵と同じように時間を追うごとにダイナミックに変化するため、ダイナミックファンメーションと呼ばれています。おすすめの焙煎方法は、中浅煎りです。
以上のように、コロンビアの伝統と最新、両方のコーヒーが楽しめるラインナップを期間限定、数量限定でリリースします。この機会にコロンビアコーヒーの世界を体験してみてはいかがでしょうか。
コロンビアのコーヒーが
美味しい理由。
宮田光明さんはさらに語ります。「コロンビアはコーヒー豆の生産量が世界第三位、人口の1/4以上がコーヒー関連の仕事についていると言われるほどのコーヒー大国です。その背景には、コロンビアが太平洋とカリブ海に面し、アンデス山脈が縦断する豊かな自然に恵まれた、コーヒー栽培に適した環境であることがあげられます。上質なコーヒー栽培の条件は大きく4つあります。1、コーヒーの成長期に必要な安定した雨量と収穫期の乾燥。2、年間を通じて平均気温が20℃前後で豊富な日照量があること。3、寒暖差があること。4、水はけのよい火山灰性の土壌であること。
これらの条件を満たしたコロンビアは、伝統的なコーヒーはもちろんのこと、最新の技術や栽培方法を積極的に取り入れる農園が登場し、近年数多くの新品種が生み出されています」
エリアによって個性が
異なります。
コロンビアのコーヒーの栽培はアンデス山脈に沿って、北部・中部・南部の3つの地域で行なわれています。
■北部(マグダレナ、サンタンデールなど)
標高が低く気温が高いエリアのため、程よい酸味とコクのあるコーヒーの産地です。ナッツのような香ばしさ、チョコレートのような風味が特徴です。
■中部(カルダス、クンディナマルカ、リサラルダなど)
雨季と乾季の時期が混在する地域のため、年間を通じてコーヒーの収穫が可能なエリアです。酸味とコクのバランスが良く、フルーティで華やかな香りのコーヒーの産地です。
■南部(ナリーニョ、カウカ、ウイラなど)
標高が高く気温が低いエリアです。コーヒーの特徴は、柑橘を思わせるフルーティな香りと、軽やかで酸味の強い味わいです。
次回は中部
コロンビアです。
The fin.の宮田光明さんが、コーヒーの新しい扉を開くシリーズの第2回は、コロンビアの中部です。「次回もコロンビアの新品種、新技術を駆使して生み出された、ファンタスティックなコーヒーが登場します。ぜひ、経験していただき、みなさまにコーヒーの新しい扉を開いていただきたいです」と、宮田さん。以下が、ラインナップです。
サントゥアリオ農園
パッションフルーツ
カーボニックマセレーション
サントゥアリオ農園
レッドフルーツ
カーボニックマセレーション
サントゥアリオ農園
ストロベリー
アナエアロビコ
※The fin.のコーヒー豆は、オーダーごとにお客様の好みにあわせて生豆から焙煎致します。お好みの焙煎方法をお選びください。個性があるタイプの高級豆は、中浅煎り〜浅煎りのほうがより良さを引き出すことができます。
文・林麻実
撮影・The fin.
The fin. Fin.stand
広島県広島市中区三川町4-19 サンビレッジ並木1F
TEL/070-8906-6589
営業時間/11:30 - 19:00 日曜・月曜・火曜
金曜と土曜は22:00まで
休み/水曜・木曜
「日々忙しくされているお客様に、ほっと一息つける空間と商品を提供しています」と、宮田さん。コーヒーだけではなく、香りとその余韻を大切にした、スパイスカレーやケーキなども楽しめます。