豊洲市場の老舗甘味処
『茂助だんご』のお正月
〜のし餅と特製あん〜
東京・豊洲市場で早朝から賑わいを見せている甘味処があります。
明治31年創業の老舗甘味処『茂助だんご』です。看板商品は店名にもある、お団子です。午前中には3,000本も売れる程の人気で、早朝から団子を求めて多くのお客さんが来店し、終日賑わいを見せています。茂助だんごではお団子だけではなく、年の瀬にはのし餅をはじめ、栗きんとん等お正月商品も大変充実しています。
なめらかで粘りと
コシが強いのし餅です。
もち米は宮城県の「ミヤコガネ」を100%使用しています。餅や赤飯、和菓子にも合う「ミヤコガネ」は、色が白くなめらかで、粘りとコシが強いのが特徴です。1升のもち米を4等分にした量(一般的な切り餅9個分)が1袋に入っています。
出来たてを瞬間冷凍しています。
前日に仕込んだお餅を瞬間凍結してから出荷するため、解凍後もやわらかくつきたてのあじわいです。お餅には切れ目となる線が入っているので、簡単にカットができます。解凍後の賞味期限は6日です。冷蔵庫や冷凍庫で保管してください。※再冷凍する際は、小分けしてから行ってください。使いたい分を解凍できるので便利です。お正月のお雑煮、おしるこ、焼き餅、揚げ餅、磯辺焼き、からみ餅など、お好みの食べ方でお楽しみください。
お餅と一緒に茂助の特製餡はいかがでしょうか。
茂助だんごでは、つぶ餡とこし餡も販売しています。先程のお餅と和えたり、おしるこでも楽しめます。餡子バタートーストやいちご大福、パフェなど様々にお楽しみください。
上品な甘さの『餡』は
小豆が決め手です。
茂助だんごのオリジナル餡である「茂助餡」は、なめらかな舌ざわりと上品な甘さ、後味のスッキリとした味わいが魅力です。小豆は、北海道・十勝の大地で契約農家の方々が大切に育てています。一般流通しない特別な小豆は、炊き上げた時に美しく淡い紫色になり、香りの良さが違います。砂糖は「ざらめ糖」の中でも純度の高い鬼ザラ糖を使います。雑味のない甘さで、茂助の和菓子には欠かせない素材です。
市場の目利き人たちに
育まれた『茂助の味』
茂助だんごは明治31年(1898年)に、日本橋魚市で福田茂助が屋台でだんごを売ったのがはじまりです。気さくで陽気な人柄もあって、茂助がつくるだんごは市場に集まる食のプロやすし職人たちに支持され、時にアドバイスをもらいながら成長したそうです。日本橋から築地へ、そして豊洲へと移転を経て、今に至ります。