アミノ酸・発色剤不使用
赤身がうまい黒毛和牛で作るオリジナル缶詰
愛媛あかね和牛
無塩せき手作り
コンビーフ
愛媛のご当地缶詰メーカーが
すべて手作業で無添加にこだわり作る当社オリジナル缶詰
明治36年創業、120年以上の歴史がある愛媛県の老舗缶詰メーカー「アールシーフードパック」とコラボして作った当社オリジナルの無塩せきコンビーフです。アミノ酸や保存料、発色剤は一切使っていません。
愛媛県産のブランド黒毛和牛を必要最小限の調味料と香辛料で味付けして、素材のカットから缶に詰める工程まですべて手作業で作っている、こだわり抜いたコンビーフです。
愛媛あかね和牛を
100%使用
県内で生まれた
赤身のうまい黒毛和牛
素材のベースとなる牛肉は愛媛の黒毛和牛「あかね和牛」を100%使用しています。愛媛で生まれ愛媛の特産品である柑橘を食べて育った健康的な和牛で、一番の特徴は黒毛和牛でありながら、霜降り重視ではなく赤身の濃厚な旨味を追求していることです。コンビーフは牛肉を塩漬けしてから、繊維に沿ってほぐして作るため、筋繊維の1本1本の旨味が強い方が食べた時の味わいに差が出るのです。
手切り、手ほぐし、手詰め
3つの手で作る
昔ながらの缶詰作り
【手切り】
牛肉の塊を包丁でカットして
調味料に二晩漬け込む
あかね和牛のモモ、スネ、バラ肉のブロックを一晩血抜きした後、手作業で余計な脂を取り除きながら包丁を使ってブロック状にカットします。塩、砂糖、酵母エキスを全体にまぶし、手で揉み込んで、二晩かけて調味料に漬け込みます。
【手ほぐし】
蒸した肉を手で繊維に沿って
ほぐし、スープと混ぜる
肉を蒸して火を通した後、まだ熱いうちに手作業で肉の塊を繊維に沿ってほぐしていきます。大量生産の場合、機械を使ってほぐすメーカーもありますが、手作業で行うことで、繊維を切らずにほぐすことができます。余計な脂は取り除いてミンチ状にして、ほぐした肉と蒸した際に出てくるスープ(肉の旨味エキス)、香辛料、牛脂を手作業でよく混ぜます。
【手詰め】
1缶1缶検品しながら
手で詰めて、最後に蒸す
1缶80g以上になるよう重量を量りながら、同時に検品もしていきます。
その後、肉の繊維の隙間に残っている空気を脱気するために蒸します。
昭和30年製のノスタルジックな缶詰製造機で密封
昭和30年製造と印字された年代物のシーマー(巻締の機械)で缶を密封します。昔の機械がいまなお現役で活躍しています。密封したのち加圧加熱殺菌を経て完成です。
手作業での最終検品を経て
出荷される
最終検品も手作業で行っています。
食べ頃の目安は半年後
熟成期間が長いほど
味の一体感が醸成される
出来立てを食べるものいいですが、半年以上の熟成を経て召し上がってほしいです。熟成により、牛肉と塩とスープが渾然一体となり、素晴らしいバランスになります。賞味期限は2年ですが、保存食なので長く楽しんでいただきたいです。そのまま食べるのはもちろんのこと、サンドウィッチの具材や丼に乗せて卵の黄身をかけたり、ジャガイモやごはんと炒めたり、様々な食べ方ができます。
次回の製造は未定!
1,379缶限定です
今回完成したのは僅か1,379缶です。
当社オリジナル品のため、ほかでは一切購入することができません。製造から時間の経過とともに美味しくなっていくので、私は大量購入して味の変化を楽しみます!自分用はもちろん、一般入手困難の特別な贈り物にもなります。
文:㈱食文化 植竹伸行
撮影:八木澤芳彦