100%純血のイベリコ豚
REAL BELLOTA
(レアル・べジョータ)
イベリコ種の血統を100%受け継ぐイベリコ豚「レアル・べジョータ」です。
「イベリコ豚」は、血統が50%以上であればそのブランドを名乗ることが許されるのですが、
レアル・べジョータは、肉の味を決める最大要因である血統と、さらにエサ、育てる環境にこだわりました。
樹齢200年を超える成熟した木の実を食べ、スペイン政府が定めるブランド基準を上回る環境で育てたレアル・べジョータは、噛みしめるほどに深まる旨みと豊かな風味をもった究極のイベリコ豚です。
野生に近い純血のイベリコ豚の肉は、濃い味わいが特徴です
イベリコ豚は、スペイン・イベリア半島周辺の在来種であるイベリア種の豚です。
もともと地中海原産のイノシシがイベリア半島に定着し、家畜化したことが起源です。
スペイン政府がイベリコ豚と認定するのは、「イベリア種100%」、もしくは「デュロック種と交配させた豚でイベリア種の血が50%を超える豚」です。そのため、イベリコ豚には混血と純血が存在します。
純血種は野生に近いことから、成長が遅く生産効率が悪いのですが、その分、肉の味が濃いのが特徴です。
どんぐりの森で
自由に育ったイベリコ豚は、
赤身が強く適度な脂肪がついています
イベリコ豚は、生後2か月頃まで母乳で育ち、その後、与えられた飼料、血統、放牧(モンタネーラ)環境や増加体重などで3段階※(セボ、セボデカンポ、べジョータ)にランク付けされます。
最高等級の「べジョータ」は、「どんぐり」という意味で、最低60日間は放牧で、「穀物飼料を与えず自生植物のみで」肥育した月齢14か月以上の豚です。
木の実が落ちる秋に放牧を開始し、イベリコ豚は自ら食べものを求めて駆け回ります。その旺盛な食欲と豊富な運動量により、赤身が強く、適度な脂肪をつけた肉質に育ちます。
放牧地の管理も含めた手間と生育期間の長いベジョータはイベリコ豚畜産頭数の2割に満たない希少なイベリコ豚です。
※3段階の等級
-「セボ」は、「飼料」という意味で、穀物飼料だけで肥育された月齢10か月以上の豚。
-「セボデカンポ」のカンポは「野原・畑」という意味で、最低60日間は放牧でドングリまたは自生植物、穀物飼料を与えて肥育した月齢12か月以上の豚。
最高等級べジョータを超える
究極のイベリコ豚
「レアル・べジョータ」です
「レアル・べジョータ」は、スペイン政府が定めるべジョータの規定を上回る条件で育てた(株)大志プラン※のブランドです。
レアル・べジョータは、【1】イベリア種血統100%、【2】放牧期間に食べるどんぐりが樹齢200年以上のコルク樫の木の実であること、【3】通常1haあたり1.5〜2頭で放牧し体重増加基準が46kg以上であるところ、1haあたり1頭という広大な放牧地で体重が60kg以上増加することを、その条件にしています。
※大志プランの創業者山本秋雄氏は、2003年に日本に初めてイベリコ豚を輸入した人物です。スペイン王室や美食家が「イベリコ豚の本物の産地」と語り継ぐスペイン南西部セビリア地方ハブーゴ村(Jabugo)で食べたその味に衝撃を受け、当時は豚コレラのため日本への豚肉輸入は全面的に禁止されていたのですが、日本とスペイン両政府と5年にわたる交渉を重ね輸入にこぎつけました。(写真は、三代目の山本 真三さん)
スペイン王室御用達の
現地生産者とともに
厳選したイベリコ豚をお届けします
現在、大志プランでは、ハブーゴ村でスペイン王室御用達として知られるサンチェス・ロメロ・カルバハル社と共同経営の農場、加工場を運営しています。
100%純血種のイベリコ豚を厳選し「王室」という意味を冠し「レアル・べジョータ」と名付けました。
肉の味の濃さ、とろけるように
甘い脂を堪能してください
レアル・べジョータは、100%純血ならではの風味、放牧で鍛えられた筋肉質の肉のうまみがあります。
良質などんぐりの実をたっぷり食べて蓄えられた脂にはオレイン酸が豊富なため、甘くとろけるような口溶けです。