聘珍樓 フカヒレ入りあんかけチャーハン お取り寄せ通販
聘珍樓(へいちんろう)
聘珍樓の大人気メニューです。
フカヒレ入りあんかけチャーハン
「鱼翅撈飯」
調理済みの、フカヒレ入りのあん、
たまごチャーハンのセットです。
フカヒレの姿煮込みと
同じ味付けです。
フカヒレ入りあんかけチャーハンは、聘珍樓の看板料理の一つである「フカヒレの姿煮込み」と同じ味付けのあんで楽しませてくれる、聘珍樓の大人気メニューです。丸鶏などを使ってとる鶏白湯をベースに、金華ハムの蒸しスープと干し貝柱の蒸しスープの、3種の出汁スープだけで味付けをする、極上のあんが最大の魅力です。
フカヒレの煮込みのスープでいただくご飯は大変に美味しいものです。その味付けのあんとたまごチャーハン。実に贅沢な一皿です。
シンプルな
たまごチャーハンです。
ラードでご飯と卵を炒めます。お米一粒一粒が黄色く染まっていきパラパラと踊り始めます。少しだけ塩を加えながら仕上げが近づくと、追いラードと追い卵をするのが西崎英行総料理長流。醤油を中華鍋の縁に垂らし香りを引き立てたら最後に水を少量加えて、ご飯の粒を少ししんなりさせたらチャーハンの完成です。
出汁と素材から出る
旨味だけで作ります。
聘珍樓の看板料理の一つである「フカヒレの姿煮込み」と同じ味付けのあんは、3種のスープの出汁と素材の旨味だけで作られており、うまみ調味料は使いません。 あんには塩を加えることはほとんどなく、金華ハムの蒸しスープの塩味で味を整えています。 水から炊いた各スープは香りが一層引き立ち、旨味も濃厚に仕上がるため、味付けの調味料はほんのわずかしか使用せず、素材が持つ味わいを最大限生かした、聘珍樓特製の餡にふかひれを加えたあんかけチャーハンです。
鶏白湯が
味の決め手です。
味の要となる鶏白湯の材料は、丸鶏、鶏がら、もみじ、豚の赤身肉、豚足です。香味野菜などは使わず、水からゆっくりと蒸して、雑味のない旨味を十分に引き出します。
材料を焼いて
香ばしさを加えます。
聘珍樓の鶏白湯作りは、丸鶏などの材料を取り出し、これを油で炒める工程があります。「焼き色がつくまで炒めます。こうすることで、鶏白湯の旨みが増し、香ばしさを加えることもできます」。 ついつい「これだけでも美味しそう」と呟くと、「出汁をとった後のガラは中国人も好んで食べますよ」と中華鍋を振りながら教えてくれたのは西崎英行総料理長です。
肉の旨味だけの
白湯スープです。
蒸したスープ、焼いた材料、そして鶏油を中華鍋に入れ、グラグラと白濁するまで炊いて鶏白湯の出来上がりです。途中、材料を潰しながら髄の旨味もスープに出し切っていきます。
「これだけで旨味がたっぷりですので、調味料がほとんどいらないのです」と、西崎総料理長は語ります。
金華ハムと干し貝柱の
風味を足します。
金華ハムの出汁は、水から2時間蒸した後に加水し、さらに1時間蒸してとります。あんの塩味は金華ハムのこの蒸しスープで付けます。干し貝柱は水から30分蒸します。鶏白湯に、この金華ハムと干し貝柱の出汁を加えることで、より風味豊かなあんにします。
食材の味の
バランスを整えながら
仕上げます。
あんを仕上げます。ラード、紹興酒、鶏白湯、金華ハムのスープ、干し貝柱のスープ、オイスターソースにヨシキリザメのフカヒレときのこ各種を加え、最後に胡椒と中国醤油で味を整えて片栗粉でとろみをつけたら完成です。
チャーハンは
軽く炒めるのが
おすすめです。
チャーハンは、これだけで食べても美味しい、たまごチャーハンです。冷凍でお届けしますので、解凍後に電子レンジで温めます。さらにお好みでフライパンなどでパチパチというまで軽く炒めると風味が蘇ります。
聘珍樓の
看板料理の味が
楽しめます。
各スープにかける手間暇には脱帽しました。手間を惜しまず、食材の旨味だけを十分に引き出した味わいが活きたあんと、シンプルなたまごチャーハンとのバランスが絶妙で、手を休めることを忘れてしまうほどのあんかけチャーハンです。
文・田中利佳(食文化)
撮影・八木澤芳彦
聘珍樓
聘珍樓は、日比谷、吉祥寺、大阪、小倉のほかに、香港にもお店があります。
うまいもんドットコムの各種チャーハン、蜜汁叉焼、大根もち、生命のスープなどは、2023年3月より聘珍樓都筑サテライトキッチンで調理されたものをお届けしています。