銀座 天冨良いわ井|芝海老とふきのとうのかき揚げ
銀座 天冨良いわ井
天然ふきのとうで春の香りを
ご満喫ください。
ふきのとうの天ぷら
芝海老とふきのとうの
かき揚げ
ふきのとうの天ぷら5個入りと、
天冨良いわ井の春の名物かき揚げです。
揚げたてを冷凍したものをお送りします。
美しい天ぷらです。
ふきのとう(蕗の薹)は、春を感じる山菜の代表的な存在です。天冨良いわ井の岩井義郎さんが産地から取り寄せる天然ふきのとうを揚げた天ぷらをお送りいたします。
「天然ものは香りが高く、ほろ苦さの中に甘味を感じられます。よく温めて召し上がっていただきますと、ふわっと甘い風味のあとに、きれいな苦味が広がります」と、岩井さんは語ります。
芝海老とふきのとうの
かき揚げです。
芝海老は、かつては江戸前天ぷらのかき揚げを代表する素材の一つでした。この芝海老のもつ甘みと、ふきのとうのほろ苦さが、まさに酒を呼ぶかき揚げです。塩でお召し上がりください。
天然ものを産地から
取り寄せます。
写真の蕗の薹(ふきのとう)は佐賀県の唐津産です。佐賀、長野、京都と産地をリレーし取り寄せた、香りや味など店主の岩井義郎さんが厳選した天然ものだけを使います。
天ぷらの洗練の技を
教わりました。
蕾を開きます。
食感をよくするため、蕾を開いてから揚げるのが岩井さん流です。
開いた葉の部分がサクサクっと揚がります。蕾を開くとふきのとうの何とも言えないよい香りが漂います。
花を開くように揚げます。
まずは蕾を上にして、葉が花のように広がるように揚げます。
油は、マルホン太白胡麻油だけを使います。胡麻を焙煎せずに搾油した油のため、ふきのとうの風味を十二分に引き出します。
途中で返します。
蕾と葉の隙間の部分に衣がたまらないよう、途中でひっくり返します。
この工程のタイミングにより洗練の味わいになります。
かき揚げには、
生の芝海老を使います。
生は風味が
豊かです。
佐賀県産を中心とした芝海老は生で仕入れています。1尾1尾丁寧に殻を取り除き、ぷりっとした食感を楽しめるように大きめにカットしています。かきあげ1個に対して約50g入っています。
佐賀の有明海産の芝海老は「佐賀芝」と呼ばれ、オキアミなどのほかに海苔を食べていることから色がちょっと黒く、美味しいとされています。
ふきのとうを刻みます
ふきのとうの天ぷらと同様に天然のふきのとうを使います。刻むことで食べやすく、香りも一層強く感じます。
サクッとした食感です。
揚げ油は、マルホン太白胡麻油です。特徴は、高温に強いこと。抗酸化性にすぐれ加熱調理に向いていること。胡麻を焙煎してないため素材の風味を活かせることなどから、高級天ぷら店が好んで使う高価な油です。岩井さんは、天ぷらをこの油だけで揚げる、という贅沢さです。
春のかき揚げです。
色合いも美しい春のかき揚げです。かき揚げを割っていただくと、名店の真価がわかります。ころもや素材が中でだんご状態にならないように、全体がサクッと揚がっています。ですから、解凍しても風味を損なわず、美味しく召し上がれます。
見事な天ぷらです。
春らしい黄緑色が映える、美しい形です。まるでお花のようです。口に入れるとサクッとした食感とともに、ふきのとうの香りと甘味がふわっと広がります。
塩がおすすめです。天ぷらが山菜料理の王者であることを実感していただけます。1パック5個入りです。
▼お召し上がり方
袋から出して、170℃に温めておいたオーブンまたはトースターで7〜8分間温めてください。中途半端に温めますと、せっかくのころもがベチャッとしてしまいますのでお気をつけください。
文:大村花恵
撮影:八木澤芳彦
銀座 天冨良いわ井
料理は、店主自らが豊洲市場などで仕入れる旬の食材を使ったおまかせで、一つ一つ目の前で揚げてくれます。
飲み物は、日本酒とワインが中心。 予算の目安は3万5千円ほど。
東京都中央区銀座7−4−5 銀座745ビル6階
TEL 03−3571−5252
営業時間は、18時から20時30分最終入店、10時閉店。
水曜日から土曜日に限り前日までの予約で昼も営業。
12時から最終入店13時、14時閉店。
定休日は、日曜日と月曜日。