フェルダーシェフ 広島
ドイツ菓子マイスター田頭享シェフの
ドイツ伝統のイースト菓子
ビーネンシュティヒ
「念願のお菓子が出来上がりました!」とフェルダーシェフのオーナーシェフ、田頭享さんから連絡を受けて届いたお菓子が、ドイツ伝統菓子の一つ、ビーネンシュティヒです。 ビーネンシュティヒは、ふんわりやわらかなブリオッシュ生地で、バタークリームとカスタードのコクのあるクリームをサンドしたイースト菓子です。クリームに使われているキルッシュが、華やかな余韻をもたらします。上部のフロランタンのキャラメリゼしたアーモンドの香ばしく、サクサクの食感が後をひきます。シンプルな見た目ですが、軽い食感と口当たりの良さが、ついつい食べ進めてしまうお菓子です。
広島のドイツ菓子専門店
「フェルダーシェフ」です。
2001年広島県廿日市市に創業。「この街の文化になりたい」という高い志をもつ本格ドイツ菓子の名店です。ドイツ国家資格のマイスターをもつ田頭享シェフとスタッフにより、厳選された材料を用いた伝統的かつ新しいドイツの菓子とパンを製造販売しています。
マイスターの称号を持つ、
ドイツ菓子の匠「田頭享シェフ」
フェルダーシェフの田頭享シェフは、日本人では稀なドイツ国家認定のマイスターです。広島の洋菓子店に生まれ育ち、洋菓子店で働く中で“ドイツ菓子”の魅力に引き込まれました。ドイツで8年間修行した後、国家認定マイスターを取得。マイスターとは、『巨匠』や『名人』といった意味があり、ドイツやオーストリアなどで普及している、類稀なる技能や技術の継承に特化した職業訓練教育システムの最上位にある資格です。
ドイツパン専門店Mehlとのコラボ商品でもあります。
「ビーネンシュティヒは、以前から商品化したかったのですが、湿度の高い日本ではこの美味しさを伝える難しさがありました。そこでイースト使用なのでMehlの岡田茂樹シェフと意見交換をしながら、冷凍状態でのカリッと感、解凍後の食感、クリームと生地とお酒のバランスを試行錯誤して、完成させることができました。ある意味Mehlとのコラボ商品になります。」と田頭シェフは語ります。
週末のおやつにいかがでしょうか。
ビーネンシュティヒは、冷凍でお届けします。冷凍のままパン切り包丁でカットし、冷蔵庫で1〜2時間解凍してください。常温で30分〜1時間です。フォークは使わずに、パンのように手で持ってお召し上がりください。冷凍のままでも美味しくいただけます。
「ドイツでは週末のおやつとして人気のお菓子です。お好きなコーヒーや紅茶と一緒に週末のひとときをお楽しみください。
と田頭シェフ。特別な日だけではなく、日常のお菓子にいかがでしょうか。
文・林麻実
撮影・八木澤芳彦
画像提供・フェルダーシェフ