懐石小室 東京・神楽坂
懐石小室 東京・神楽坂
天然とらふぐ一尾が、
丸ごと全部です。
雑炊まで至福の時が続きます。
天然とらふぐ鍋
野菜類まですべて
入ったセットです。
天然とらふぐの鍋をとことん楽しむためのセットを小室さんが考えてくれました。
内容は、たっぷりのふぐの身とアラのほか、出汁昆布、ちり酢、刻みねぎ、一味唐辛子、野菜類、生米です。さらに、ひれ酒用の焼きヒレも付きます。
ふぐは主に
一尾900g級です。
天然とらふぐは主に一尾900g級を、一尾丸ごと全部、捌いた状態で送られてきます。
※仕入れの状況によっては、サイズが小さくなる場合もございます。
骨つきの身は
厚切りです。
内容は、骨つきの身が6〜7切れ。頭、カマ、口、うぐいす(唇)のアラと皮です。
まずはアラを煮ます。皮はしゃぶしゃぶでお楽しみください。
特筆したいのは、
ちり酢です。
ふぐをひときわ美味しくするのが、小室さんの「ちり酢」です。
ちり酢で飲める
美味しさです!
小室さんのちり酢は、橙(だいだい)の搾り汁と、醤油、米酢、煮切り味醂を合わせたものに、昆布と鰹節を3日ほどつけたものです。これに、もみじおろし(大根を鷹の爪とともにおろしたもの)を合わせた状態で送られてきます。薬味用に、刻みねぎと一味唐辛子も付きます。
出汁昆布、豆腐なども
充実です。
出汁用の真昆布1枚、豆源郷の豆腐1丁、葛切り、白菜、春菊、椎茸、えのき茸、長ねぎ、にんじんが入ります。ほかに、雑炊用のお米も付きます。小室さんが惚れ込んだ、山梨県白州の小野田等さんのコシヒカリが2合です。
ひれ酒もたっぷり
楽しめます。
ひれ酒用の焼きヒレも一尾分5枚が入ります。干した後、炭火で炙ってありますから、生臭さがありません。お酒を80℃程度まで熱くして、ハフハフと楽しむ通常のひれ酒もいいものです。が、いいお酒を使うなら熱燗程度で楽しむこともできます。
1枚と言わず、焼きヒレを2枚、3枚と入れる贅沢さも味わってください。
文・町田成一
撮影・大山裕平
懐石小室
東京都新宿区若宮町35-4
TEL 03-3235-3332
12:00〜13:00(ラストオーダー)
18:00〜20:00(ラストオーダー)
日曜・祝日休み 要予約
カウンターのほか、テーブル席もあります。