懐石小室 東京・神楽坂
懐石小室 東京・神楽坂
松茸の茶碗蒸し、
カマスの炭火焼きなど
令和6年10月限定の、
秋の美味しい和食です。
神無月の酒肴セット
10月はほかに、秋鮭と舞茸の炊き込み 新いくら掛けごはん
、天然すっぽん鍋がございます。
錦秋を満喫できる
8品です。
秋の盛りに旬を迎える松茸を使った茶碗蒸しや湯葉巻揚げ、脂ののったカマス、香住蟹などの食材を使った料理をお楽しみいただきます。
以下、一品ずつ、量もそのままに小室さんに器に盛っていただきました。二人前です。
鯛のおぼろ昆布〆
霜降りした真鯛を朧(おぼろ)昆布で和えました。鯛と朧昆布を一緒に召し上がってください。山葵と梅肉醤油をおつけしますので、お好みでお使いください。
香住蟹と菊花和え
ジュレ添え
香住蟹の身をほぐし、2種類の菊の花、きゅうりと和えています。お酢の酸味と鰹と昆布の出汁が効いたジュレと一緒にどうぞ。
松茸の茶碗蒸し
茶碗蒸しには、松茸のほかに、車海老、穴子、銀杏などが入っています。小室さんらしい豪快で具沢山な茶碗蒸しです。
カマスの一遍醤油焼
「この時期のカマスは、太って美味しくなります。」と小室さん。カマスに酒、醤油、塩をふり炭火で焼き上げます。焼き上げている最中に、カマスの脂で炭火の火が大きくなるほど、脂がのっています。すだちを絞って食べてください。
松茸と車海老の
湯葉巻揚げ
車海老のすり身と松茸を合わせ、湯葉で巻いて揚げました。車海老の旨味と松茸の香りがたまりません。「私の大好きな料理です。お酒がすすみます」と小室さんは語ります。
白梅貝の鮑肝和え
白梅貝を酒蒸しにして、醤油漬けした鮑の肝で和えています。深みのある鮑の肝と、白梅貝の旨味で、どうしようもなく日本酒を欲します。
小蕪の千枚漬
箸休めの漬物です。蕪を甘酢で約2日漬けました。千枚漬けには、しっかりと昆布の出汁が効いています。
鳥手羽中の筑前炊き風
鳥手羽中、里芋、蓮根、ごぼう、にんじん、こんにゃく、干し椎茸、いんげんが入っています。ひとつひとつの素材にしっかり鶏と鰹、昆布の出汁が染み渡っています。さすがは、和食の名店 懐石小室です。見事な美味しさです。
文・白石さやか
撮影・大山裕平
懐石小室
東京都新宿区若宮町35-4
TEL 03-3235-3332
12:00〜13:00(ラストオーダー)
18:00〜20:00(ラストオーダー)
日曜・祝日休み 要予約
カウンターのほか、テーブル席もあります。