懐石小室 東京・神楽坂
懐石小室 東京・神楽坂
懐石小室の
夏の酒飯セット
和食で酒を楽しみ、
炊きたてのご飯で〆る。
酒菜とお米と味噌汁のセットです。
7月と8月の限定です。
酒と飯を
お楽しみください。
懐石小室のお料理は7月から、酒肴セットから「酒飯セット」に変わります。
和食で酒を飲み、炊きたてのご飯と味噌汁で〆ていただく、幸せの食卓をお楽しみいただけます。
鮎や鰻など、
夏の美味しい素材と
お料理です。
「鰻、鮎、賀茂茄子、水茄子、胡瓜、梅、蓴菜(じゅんさい)など、夏の美味しい素材を使った和食をお楽しみいただきます」と小室光博さんは語ります。
以下、量もそのままに器に盛り、内容をご案内いたします。ご飯につきましては、小室さん厳選のお米をお送りしますので、炊きたてをお楽しみください。
鰻の山椒煮
鰻を炭火で香ばしく白焼きにした後、酒と水で1時間ほど炊いて柔らかくします。その後、醤油と味醂で30分ほど炊き上げます。実山椒もたっぷりと入る、キレのいい山椒煮です。一人分で一尾ありますから、酒の供、ご飯のおかずとしても楽しめます。
四万十川の天然鮎の
和風コンフィー
素焼きした鮎を、米油、実山椒、すだち、生姜、鷹の爪、塩で真空調理しました。
骨までやわらかなホロっとした食感と、肝の苦みが素晴らしいお料理です。鮎を素焼きしてうろこを焼いてあるため、舌ざわりの良さも魅力です。
※天然の鮎なので、砂を噛んでいる場合がございます。ご了承ください。
夏野菜の揚げ浸し
賀茂茄子、新蓮根、万願寺唐辛子の揚げ浸しです。昆布と鰹節の出汁を醤油と味醂で味付けして、一晩漬けてあります。「賀茂茄子のむっくりとした果肉と、蓮根のシャキシャキとした食感を楽しんでいただきたい」と、小室さんは言います。
水茄子の塩漬
水茄子を昆布、唐辛子、塩で約3日間漬けてあります。茄子は包丁を嫌うので、頭だけ少し包丁を入れて、裂いて召し上がってください。
胡瓜の糠漬
小室さんが15年使い続けている糠床でつけた「きゅうりの糠漬け」です。お店でも夏から秋にかけて提供しているものです。これで酒が飲めます。
龍神梅の蜜煮
小室さんが毎年取り寄せている無農薬・無化学肥料で栽培している完熟の龍神梅を、甘く、香り高く煮詰めたものです。冷やしてお召し上がりください。
「冷たいビールに蜜煮のシロップを入れて飲んでみてください。“うめービール”を風呂上りに飲むと疲れが吹き飛びます」と小室さん。ぜひお試しください。
じゅんさいの味噌汁
信州味噌と八丁味噌の合わせ味噌に、秋田のじゅんさいを入れたお味噌汁です。
出汁の香り、味噌のコク、まったりと落ち着く味わいです。旬のじゅんさいのちゅるんとした食感を楽しんでください。
小野田等さんの
コシヒカリ
小室さんが惚れ込んだ、山梨県白州の篤農家 小野田等さんのコシヒカリが2合です。南アルプスの清流で育ったこのお米は、ふっくら、もっちりと炊きあがります。鰻や漬物と一緒にどうぞ。
なんとも贅沢なお膳です。
鰻の山椒煮と炊きたてご飯、味噌汁。ごはんが進まないわけがありません。これだけでも大満足です。
文・白石さやか
撮影・大山裕平
懐石小室
東京都新宿区若宮町35-4
TEL 03-3235-3332
12:00〜13:00(ラストオーダー)
18:00〜20:00(ラストオーダー)
日曜・祝日休み 要予約
カウンターのほか、テーブル席もあります。