清左衛門 泉州水茄子の浅漬け|通販・お取り寄せ
清左衛門 兵庫・甲子園
岸和田産の朝どれを使った
糠漬けの逸品
泉州水茄子の浅漬け
辛口佃煮「贅沢茶漬」で知られる清左衛門の
夏のお楽しみを送っていただきます。
店主の北佳子さんです。
清左衛門は1993年に創業。看板商品の「贅沢茶漬」など、厳選した良質な食材の自然な味をとことん活かした、極めてシンプルな味付けによる、佃煮、鮭茶漬、漬物、煮豆、惣菜などをつくっています。
水茄子の糠漬けです。
北佳子さんが、水茄子選びはもちろん、無農薬の糠を使った自家製の糠みそまで、こだわり抜いた「水茄子の浅漬け」です。使う食材がシンプルだからこそ、素材そのものの味がよくわかります。
清左衛門では、創業当初から水茄子の古漬けを佃煮に使っていて、何樽も漬け込んでいたそうです。当時は、浅漬けは身内だけでコッソリ楽しんでいましたが、「お客さんにも美味しい浅漬けを食べてほしい」という想いから、2017年から販売を始めました。
岸和田の
朝どれ泉州水茄子です。
泉州水茄子は、なにわ伝統野菜の一つです。北さんのお気に入りは、泉州水茄子の本場、岸和田の生産者が手がける朝イチに収穫した泉州水茄子です。
「出会いは、大阪の工芸店ようびの女将さんが送ってくださった電球型のかわいい形をした水茄子です。この茄子があまりにも美味しくて、生産者の方を紹介していただき、お願いをして送ってもらえるようになったのです」と北さんは笑顔で語ります。生産者さんからお店に直送されるので鮮度抜群です。届いたらすぐに漬けて、その日に出荷します。
糠は農薬不使用です。
店頭で販売しているおにぎりに使っている長野県産の農薬不使用のお米の糠で糠みそをつくっています。糠みそに混ぜる水は、鉄なべで沸かしたもの。食品添加物を一切使わずに水茄子の鮮やか色を保つための北さん流のひと手間です。糠みそそのものが香りよく、白ワインのおつまみにするお客様もいるそうです。
塩をつけ、
糠みそで包みます。
塩を茄子に軽くすり込みます。使うのは沖縄の「粟国の塩」です。強くこすると表面を傷ついてしますので、優しく扱います。塩をつけたあとは、袋に入れた糠みその上にのせていきます。
電球型の水茄子が作業台に並んでいる光景は、とてもかわいらしいものです。最後に水茄子に糠みそを纏わせるようにして包みます。これ状態で送られてきます。
味わいの変化も
お楽しみください。
漬けたその日に出荷します。届いた日はまだ漬かりが浅く、水茄子そのものの甘味が強く感じられます。糠漬けのクセが苦手な方でも美味しく召し上がっていただけると思います。
食べごろはその翌日です。袋を開けると豊かな糠の香りがします。ほどよく塩が入り、夏にぴったりの爽やかな味わいです。
水茄子を取り出した糠みそは捨てずに、きゅうりなどお好みの野菜を漬けてみてください。
文・中村百恵
撮影・東谷幸一
清左衛門 甲子園本店
兵庫県西宮市甲子園五番町15-16
TEL 0798-49-8898
営業時間/9:00〜18:00
(都合により午後5時で閉店する場合がございます。)
休み/日曜日(正月、GW、夏期休暇あり)