「美濃吉本店 竹茂楼 京都」の竹茂楼の名物「うなぎ姿ずし」|通販・お取り寄せ
美濃吉本店 竹茂楼 京都
京にうなぎの名品あり
竹茂楼の名物
「うなぎ姿ずし」
美濃吉本店 竹茂楼は、
京都を代表する料亭です。
そのお土産として
絶大な人気を誇る押し寿司です。
美しい調和の
姿ずしです。
身はふっくら、味はまろやかに、きちんと炊き上げられたうなぎと、やわらかめの寿司ごはんが、美味しく調和した「うなぎ姿ずし」です。「京にうなぎの名品あり」と長く謳われてきたことに、素直に納得できる味わいです。
2時間かけて
炊きます。
姿ずし用のうなぎは、1尾200gのうなぎを使い、酒、みりん、砂糖、濃口醤油で2時間かけて炊き上げます。「焦げる寸前まで詰めます。これを怠ると味がぼやけてしまいます」と、調理総支配人の佐竹洋治さんは語ります。1鍋に25尾。これが一度に炊く量の限界です。
さらしで巻きます。
きれいに炊き上げられたうなぎを、さらしの上に皮目を上に置いて姿ずしをつくります。うなぎは、皮をカリカリに焼いてから炊いているので、臭みとは無縁です。
米は南魚沼産
コシヒカリです。
うなぎに寿司ごはんをのせて巻きます。寿司ごはんは、米をやわらかめに炊き、酢、塩、砂糖で味付けをしたものです。最低でも3時時間はおいてなじませてから使います。
まきすで押します。
さらしを使って巻いたら、まきすでしっかりと押します。寿司ごはんの空気を抜き、うなぎと寿司ごはんをなじませ、形を整えます。
美しい姿ずしです。
うなぎ姿ずしの出来上がりです。
同色の美です。
佐竹洋治さんが、蓑(みの)を模した皿に盛ってくださいました。
佐竹洋治さんです。
佐竹洋治さんは、(株)美濃吉の調理総支配人。先代の十代目当主・佐竹力總会長の次男です。
のれんの「川魚生洲(かわうおいけす)」とは、美濃吉が江戸時代に鴨川のほとりにあり、生け簀に生かしておいた魚介を調理して供する「川魚生洲八軒」の一つとして京都所司代に認可されたことを示します。現在でも、京都伝統の川魚である、うなぎ、すっぽん、鯉などの料理を得意としています。
創業は享保元年です。
美濃吉の創業は享保元年。京都で300年を超える歴史があります。
京都粟田口にある本店の「竹茂楼」は京都で唯一、京都の五花街から芸妓と舞妓を呼べる、格式のある料亭です。せせらぎの流れる竹林を望みながら京懐石と川魚料理を楽しめます。
企画と取材・白石さやか
文・町田成一 うまいもん筆頭目利き人
撮影・東谷幸一
美濃吉本店 竹茂楼
京都市左京区粟田口三条広道上ル
TEL 075-771-4185
営業時間/11:30〜14:00 17:00〜22:00
土日・祝日は、11:30〜22:00
休み/無休(不定休あり)
料理/昼は7,700円〜16,500円 夜は16,500円〜33,000円