瓢亭|瓢亭の「ちまき寿司」取り寄せ
瓢亭
京の5月の美味しい風物詩
瓢亭の
「ちまき寿司」
「海老真丈の煮物椀」もお楽しみいただけます。
笹の香りも
素敵な寿司です。
瓢亭の美しい「ちまき寿司(粽寿司)」です。ちまき寿司とは、寿司を笹の葉で巻いたものです。瓢亭では古くから端午の節句のある5月と、祇園祭のある7月に、ちまき寿司を八寸の一品として供してきました。
巻かれているイグサをほどくと、円錐型をした寿司が現れます。清涼感のある笹の香りが鼻を抜ける、美味しい寿司です。八寸用は寿司1本35g。今回お届けするのは1本50gなので食べごたえがあります。
明石鯛、車海老、
甘鯛、穴子です。
5本くくりには、瓢亭を象徴する明石鯛が2本入ります。
明石鯛は酢〆。車海老は甘酢漬け。甘鯛は酢〆したのちに炙っています。穴子は酒、醤油、みりんの地で蒸したものです。
魚介と寿司飯の間には、木の芽が入っています。木の芽の爽やかさがまた良いものです。笹の香りに負けない魚介の旨味と、寿司飯の優しい甘さにしみじみします。
一つ一つ手で巻きます。
瓢亭の料理人が寿司を京都産の笹で包み、イグサで巻いていきます。
手作業のため、たくさんつくることはできません。
さらしを使って円錐形ににぎった寿司を笹の葉にのせます。
寿司を美しく包みます。
イグサで巻いていきます。
さらに3本と5本を、まとめてイグサで巻き上げます。
3本くくりと、9本入りも
ございます。
商品は、写真の5本くくりのほかに、3本くくり、9本入りもあります。3本くくりは明石鯛、車海老、穴子が1本ずつです。9本入りは3本くくりが3つ入った冒頭の写真のような竹籠入りです。
海老真丈の
煮物椀もございます。
瓢亭のお椀が
楽しめます。
温めるだけで、瓢亭でいただけるお椀が楽しめます。
海老真丈は、魚のすり身に、卵黄と太白胡麻油を乳化させたもの、刻んだ車海老をまぜて蒸し上げたものです。ふんわりとした真丈は海老の味わいをしっかりと感じます。ほかに南禅寺麩、ふき、青柚子が入ります。
一番出汁が体にも
しみわたります。
瓢亭ならではの利尻昆布と鮪節からとった一番出汁です。体にしみわたる味わいです。ちまき寿司と同梱できますので、ぜひお椀も一緒にお楽しみください。
うまいもん筆頭目利き人
町田 成一より
瓢亭の粽寿司は、京都と瓢亭の文化と伝統を感じられる素晴らしいものです。
3本、5本と、いぐさを使って巻き上げられた粽寿司は、神仏に献げさせていただきたくなるような神々しさです。
粽寿司は、小さめのものが強肴の折にも入っていましたので、召し上がった方も多いと思います。
笹の香りも素敵な、いわゆる押し寿司です。ですから出来たてよりも、翌日のほうが馴染んで美味しくなります。
7月には祇園祭の厄除け粽にちなんで、鱧の粽寿司が加わります。そちらも楽しみです。
煮物椀は、懐石料理のお吸い物のことです。
このお椀が素晴らしい、もっとほしい、という声を多数いただきましたので、今回は煮物椀だけで送っていただけるようにお願いできました。
お椀に入る南禅寺麩とは、豆腐を混ぜた生麩です。南禅寺畔で400年を超える歴史をもつ瓢亭ならではのもの、と言ってもいいのかもしれません。
ぜひ、お楽しみいただければ幸いです。
文・白石さやか
撮影・大山裕平
瓢亭 日比谷店
東京都千代田区有楽町1−1−2
東京ミッドタウン日比谷3階
営業時間/12:00〜15:00 17:00〜22:30
休み/水曜日(祝日は営業)
日比谷店は、茶室、個室、割烹風の設えがあります。
昼のお料理は、懐石料理1万4520円、2万5700円、点心6655円(要予約・数量限定)。夜は、懐石料理2万7830円、3万3880円(お抹茶・お菓子付き)など。
※いずれも消費税・サービス料込