神田 雲林「猪の獅子頭 上海風煮込み」料理のお取り寄せ
神田 雲林
肉が、ふわっとして甘い。
大きな大きな肉団子です!
猪の獅子頭
上海風煮込み
1個100g、直径8㎝!
食べごたえ満点!
噛むと猪のジューシーな甘みが、怒涛のように押し寄せます。大きな肉団子ならではの楽しみです。ひき肉料理の大傑作と言っても過言ではありません。ツヤツヤの甘じょっぱいソースが、肉の甘みをさらに引き立てます。キレのあるコッテリ味です。
肉のコクが抜群です。
猪は天然の対馬産です。
「長崎県の対馬で獲れる猪は、どんぐりをたくさん食べているため、イベリコなどと同じように、肉にコクがあって美味しい」とシェフの成毛幸雄さんは絶賛します。成毛さんは、自らがハンターでもあるので、猪などの目利きは確かです。
粗く包丁で切ります。
部位はバラ肉です。7〜8mm角程度に手切りをして使います。
大きく、
まん丸にします。
肉は、卵と小麦粉などをつなぎに大きく丸め、薄く片栗粉を付けます。
高温の油で揚げます。
煮込んでも形が崩れないように、こんがりと表面を揚げます。
煮込み時間は
2時間半です。
揚げた肉団子を、中国の黒醤油、紹興酒、三温糖などで2時間30分かけて煮込みます。こうすることで、ふわっとやわらかな食感が生まれます。
ふわっと、やわらかい!
肉団子は、ふわっとやわらかい食感です。砂糖を入れたわけでもないのに甘いのです。それでいて、肉々しさを楽しめます。ソースは上海料理らしい、甘じょっぱい味わいです。ご飯によく合います。温めた紹興酒も飲みたくなりました。
シェフの
成毛幸雄さんです。
成毛幸雄シェフは、中国料理人や中国食材店の方々から絶大な尊敬を集める、中国料理の技術研究の第一人者です。2006年に成毛さんが開店した「神田 雲林」は、うまいもん好きの男性客でいつも大賑わいの人気店です。
うまいもん目利き筆頭人
町田 成一より
上海で初めて獅子頭を食べた際の感動が蘇りました。
素材は豚肉でしたが、今まで食べてきた肉団子とは段違いの美味しさだったのです。別物と言いてもいいかもしれません。
ふわっとしてジューシーで、とことん甘い。
獅子頭こそ、ひき肉料理の大傑作と確信した瞬間でした。
成毛さんの獅子頭は、贅沢にも上質な猪を使うことで、その上を行く内容です。
肉好き、ひき肉好きなら、虜(とりこ)になること間違いのない味わいです。
文・大村花恵
撮影・八木澤芳彦
神田 雲林(ユンリン)
東京都千代田区神田須田町1-17
第2F&Fロイヤルビル2階
TEL 03-3252-3226
営業時間/11:30〜14:30 17:30〜22:30