南禅寺 瓢亭|瓢亭の「すっぽん鍋」取り寄せ
南禅寺 瓢亭
瓢亭の、
すっぽん鍋
瓢亭の「一番だし」が入る
きわめて上品で美味しい鍋です。
濃厚で上品な
お吸いものです。
瓢亭のすっぽん鍋は、長年、京都で供されてきている「すっぽんのお吸いもの」としての伝統の味わいにならった仕立てです。
美しく盛られて
届きます。
左の折は、すっぽんとスープ、一番だし、雑炊用のエンペラと肝を刻んだものです。右が具材で、冬瓜、焼きねぎ、焼き粟麩、焼き餅、九条ねぎです。2人前です。
すっぽんとスープを
鍋にあけます。
すっぽんは、浜名湖の服部中村養鼈場のものです。きれいな味わいと豊かなコクが魅力です。身は200g。スープは400㎖です。調理済みです。
ここに一番だしを
注ぎ入れます。
まぐろ節と利尻昆布でとった一番だしを注ぎ入れます。だしは少し残しておき、雑炊の際に足して使うのもおすすめです。
最初に
冬瓜を入れます。
味が染みると美味しい冬瓜を入れ、順次、お好きな具を入れながら、すっぽん鍋をお楽しみください。
〆は、
すっぽん雑炊です。
スープから具をさらい、ご飯を加えて雑炊をお楽しみください。九条ねぎを残しておくのもおすすめです。
至福の雑炊です。
すっぽんの美味しさを余すところなく堪能してください。たまりません!
初めての方にも
おすすめです。
「このすっぽん鍋は、コクはしっかりとあります。が、すっぽんの脂はあっさりめで、クセがないので、すっぽんを初めて召し上がる方にもおすすめできます」と、十五代目の髙橋義弘さん。
うまいもん筆頭目利き人
町田 成一より
贅沢にも、引き立ての「一番だし」が入ります。
瓢亭ならではの、まぐろ節と利尻昆布でとったものです。
すっぽんを、椀もの、お吸いものとして供してきた、まさに伝統の味わいなのです。
一番だしを加えることで、すっぽんが野趣に富んだ力強い料理ではなく、豊かな風味をもつ洗練の味わいに昇華します。
材料のすっぽんは、浜名湖の服部中村養鼈場のものです。
クセがなく、食べやすい、きれいな味わいのすっぽんです。
つくり方は、すっぽんを日本酒と水で15分ほど炊きます。
要となるのが日本酒です。旨み成分であるアミノ酸の多い純米酒を使います。このお酒によって、すっぽんの風味が引き出されるのだそうです。
身がやわらかくなったら、醤油とみりんで味つけし、身から骨などを取りのぞきます。
この丁寧な仕事と一番だしが、上品で味わい深いすっぽん鍋に結びつくのです。
おすすめです。
文・町田成一
撮影・八木澤芳彦
南禅寺 瓢亭 日比谷店
東京都千代田区有楽町1−1−2
東京ミッドタウン日比谷3階
営業時間/12:00〜15:00 17:00〜22:30
休み/月曜日(祝日は営業)
日比谷店は、茶室、個室、割烹風の設えがあります。
昼のお料理は、点心6000円、懐石料理1万2000円。
夜は、1万8000円、2万3000円など。