横浜君嶋屋の美酒お取り寄せ
横浜君嶋屋
うまい酒は
上質なフルーツと、
美しく寄り添います。
「横浜君嶋屋」君嶋哲至氏が
すすめる
果物とお酒のマリアージュ
うまいもん筆頭目利き人
町田 成一より
情熱の名酒案内人として知られる横浜君嶋屋の君嶋哲至氏がすすめる、世界の名酒をお届けします。
君嶋哲至氏は、創業明治25年の横浜君嶋屋4代目主人。2016年2月からは日本ソムリエ協会の副会長を務めるなど、日本を代表する酒の案内人の一人です。
ワインやスピリッツを直輸入することはもとより、蔵との共同で独自の日本酒や本格焼酎を手がけるなど、そのうまい酒にかける情熱は素晴らしく、酒に力を入れているレストランからの信頼はとくに厚いものがあります。それら名店が扱っている酒の中から、選りすぐりをご紹介いたします。
フルーツとお酒は相思相愛です
君嶋さんによると、「いいお酒と上質なフルーツは、めちゃくちゃ合います。シャンパンとメロンやブドウ、ウォッカとスイカやメロンなど、ぜひ体験していただきたいですね。
そして、日本酒です。まだまだ国内では知られていませんが、海外では日本酒と果物とのマリアージュ人気がどんどん高まっています」
シャンパン、ウォッカ、
日本酒をご案内します
君嶋さんのおすすめのもと、うまいもんドットコムの町田成一と鈴木愛理が実際に飲ませていただいて、その感動をお伝えします。
今回、ご案内させていただくのは、三ツ星のフレンチでも使われているシャンパン、スーパープレミアムなウォッカ、そして、食中酒として極めて高いポテンシャルをもつ希少な日本酒です。
シャンパンの中のシャンパン
シャルドネの聖地から
届きました
ピエール・モンキュイの
ブリュット・デロス・グラン・クリュNV
750ml 7,100円(税込)、
1500ml 14,000円(税込)
調和と力強さをあわせもつ本格派です
いわゆる乾杯に飲みたい軽いシャンパンではありません。きちんとした三ツ星レストランの魚介料理に合わせられる、芳醇さ、調和のとれた酸、そして力強いミネラル感をもつ、シャルドネ100%のドライタイプの本格シャンパンです。
産地は、1本10万円を超えるシャンパンを生み出す、シャルドネの聖地とも言われるグラン・クリュの村、メニル・シュール・オジェ。この地域でシャルドネの栽培から醸造まで一貫した生産者のものでありながら、一本6,900円、マグナムでも13,500円。
ピエール・モンキュイは、きわめて良心的な女性醸造家による、豊かな味わいと、抜群のコスパが魅力のシャンパンです。
君嶋さんのおすすめはマグナム。「量は2倍で、味は4倍おいしい。熟成の違いが出ます」
シャンパンのミネラル感が
フルーツの風味を引き立てます
マスクメロンを半分に割ってシャンパンを注ぎます。ピエール・モンキュイは、こんな楽しみ方もできるシャンパンです。
このシャンパンのもつきれいなミネラル感が、フルーツの甘さや香りを引き立てるのです。素敵です。
ブドウもよく合います
マスクメロンに限らず、アレキサンドリアなどのマスカット系のブドウ、梨、柿などのフルーツをつまみに、シャンパンそのものをゆっくり楽しんでいただくのはおすすめです。
ブドウの実の両端を切り落として、シャンパングラスに入れても調和します。
抜群のコストパフォーマンス!
ピエール・モンキュイのメゾンと畑があるメニル・シュール・オジェ村は、シャルドネでは世界一の評価を得ています。
その地にあって、ブドウの平均樹齢約50年、減農薬栽培、手摘み、温度管理付きステンレスタンク発酵、マロラクティック発酵、瓶内熟成3年、ドサージュ7g /L。これが基本の規格です。
繰り返します。マスクメロンなどフルーツとの相性が抜群です。コストパフォーマンスの良さも抜群です。
特別なウォッカ
フルーツに合う
まろやかさと美しい透明感
ラプランディア
オリジナル・スーパープレミアム・ウォッカ
700ml 6,000円
超ゴージャスなウォッカです!
「ラプランディアは、とことんまろやかな、フィンランド製のスーパープレミアム・ウォッカです」と君嶋さん。
厳選した大麦を原料に使い、単式蒸留機で7回も蒸留します。使う水は、「世界でも類を見ないほど純度が高い超軟水のヒルスヤルヴィ湖の地下天然水」。だから、世界最高水準の透明感と、まろやかさがあるのです。
最後に加えられる天然ハチミツのフレーバーとほのかな甘味も魅惑的です。
飲み方は、冷凍庫で冷やしたトロトロをストレートで。さらには、炭酸水で割ってレモンを添えたウォッカ・リッキーもおすすめです。食前から食後まで、これ一本で万能のウォッカです。
口の中で、素敵なフルーツカクテルが
楽しめます
例えばマスクメロンにラプランディアを注いで食べる。
スイカを口にしてラプランディアを飲む。
口の中で素敵なフルーツカクテルのできあがりです。
上質なフルーツのもつ自然な甘さと、まろやか〜なウォッカが口の中で素敵なハーモニーを奏でるのです。これはおすすめです。
スイカやマスクメロンだけでなく、マスカット系のブドウ、ベリー系など、いろいろなフルーツと合わせてみてください。
魚卵にも、もちろん合います
ほかに合わせたい食材は、もちろんキャビアです。イクラ、数の子、タラコなどもいけます。たかがウォッカ、されどウォッカ。上には上があることを思い知らされました。
“みずみずしい”日本酒
果物と日本酒は相思相愛
これを実感させてくれます
松の司 情熱 純米大吟醸 西出
720ml 3,300円(税込)
メロンのような香り、
メロンを思わせる色合いもあります
「いま日本酒の輸出に力を入れています。その際に、フルーツと日本酒の相性がいいことを積極的に伝えています」と君嶋さん。
「例えば、協会7号酵母を使って低温発酵させた日本酒はバナナやメロン、9号酵母は柑橘系や白桃などの香りをもちます。ですから、きれいに発酵させた日本酒は、果物とよく合うのです」
みずみずしいフルーツのようなニュアンス
今回、紹介いただいた松の司は、滋賀県竜王町にある松瀬酒造の酒です。そのラインナップには「西出」など、田んぼのある地域ごとに、土壌の違いによる味わいの違いを表現した酒シリーズがあります。
なかでも「西出」は、標高の高い丘陵地にある田んぼで、鉄分を多く含む赤土に花崗岩などの砂礫が混ざるような土壌です。この土地でつくられる山田錦は、硬質でシャープな質感の米になります。
それで醸された西出は、みずみずしいフルーツのようなニュアンスももつ酒になります。粘土質の田んぼでつくられた米から醸される酒が厚みのある強い味をもつのと反対です。
スイカやバナナやマンゴーとも合います
「西出は、松の司ならではのふくよかなボリューム感のなかに、メロンや白桃のような優しさを感じさせます。さらに、程よい酸味とワインのミネラルを思わせる爽やかさもあるため、美しい品格が醸し出されています」と君嶋さん。
ですから、メロンやブドウに限らず、バナナやマンゴーなどのトロピカルフルーツにも寄り添わせることができるのです。
西出のもつ“みずみずしさ”は、ジューシーで甘みの豊かなスイカともよく合うから不思議です。
イタリアンやフレンチでも
西出は、素材を生かしたイタリアンやフレンチでも使われている日本酒です。
すき焼きや牛肉料理にも合う懐の深い酒です。ぜひワイングラスでお試しください。