一般入手困難なイタリアの逸品
秘蔵したい美形
マッツェッティのアート・グラッパ
イタリアでは定番の酒で、日本でもグレードの高いイタリアンでは、食後酒として出される「グラッパ」。
ぶどうの搾りかすを原料に、蒸留して造ります。
寒さの厳しい北イタリアで農夫が体を温めようと飲むために、ワインの醸造で残った搾りかすを再利用して造るという庶民的な発想から生まれたものでした。
当初はワイン生産の副産物とされていたため、原料や保存にこだわって製造されていませんでした。
それを蒸留酒としてアルコールの度数は高いながらも軽快で洗練された味に仕上げたのがマッツェッティ社のグラッパです。
1846年に蒸留所を構えた、創設者のマッツェッティ氏は最高のグラッパを作るために、 最高のぶどうの絞り粕を求めて、イタリア中のワイン生産所を歩きまわり、この味を創り出しました。
中身のグラッパも一級品ですが、その洗練されたボトルに虜になる人も。
コレクターも存在する「マッツェッティのアートボトル」です。