リアス式海岸が育む、青森県六ケ所村 泊うに取り寄せ 殻うに 殻付きウニ うに通販
保護区域で資源管理している
葉の大きな殻ウニ
豊かな海藻の森で育まれた
青森県下北半島の
「泊うに」
多種多様な海産物を
育む、恵みの海
青森県の東岸部・六ヶ所村にある泊海岸は、県内では珍しいリアス式海岸にあります。独特の地形によって育まれた海産物は、古くから地域の人々の暮らしを支えてきました。
今から約1,600万年前の海底火山の溶岩や海蝕(かいしょく)によってつくられたリアス式海岸でウニは育ちます。海底の岩礁にはウニが好む起伏に富んだ地形が広がっています。磯を歩くと足元の岩に、フノリ、ヒジキ、コンブが生え、ウニにとって豊かな環境が一帯に育まれているのがわかります。6〜7月は、エサとなる海藻が最も生い茂るため、栄養豊富な海藻をたくさん食べたウニは身入りが良く旬を迎えます。
海底の地形を熟知した
ベテラン漁師たちが行う
ウニ漁
泊地区で獲れるのは、約8割がキタムラサキウニ、2割がエゾバフンウニです。
(お届けするのはキタムラサキウニ)
漁協では、天候や潮の状況を見ながら、期間中に複数回の解禁日を設けています。資源保護のため、解禁1回あたり1〜2日間程度、さらに、ウニ漁は同組合員約750人のうち1世帯につき1人までと、人数制限を行います。
漁師たちはウェットスーツを着用し、シュノーケル、水中眼鏡、足ヒレをつけて一斉に潜ります。漁は、波打ち際から約50メートル沖までの範囲かつ、昆布や若芽、チガイソなどが生い茂る水深5メートル以内の場所です。
海底地形も頭に入れ、まとまって獲れる場所をいかに見つけられるかが腕の見せ所です。
地域で大切に
受け継がれてきた
食文化に倣い
「塩ウニ」を作りましょう
昔から泊地区では、獲れたてのウニの身を塩水に浸し、ザルに上げて一夜漬けにする食文化がありました。冷蔵庫が普及していなかった時代でも生ウニよりも日持ちさせやすかったのです。
また、六ヶ所村は豊富な森林資源にも恵まれ(江戸時代にはヒバ生産地として知られ、昭和10〜39年まで森林鉄道が活躍)、泊の漁師たちがヒノキ樽の内側に乾燥したコンブを敷きつめ、塩ウニを入れ木のふたで密封し、内陸部で米や野菜などと物々交換したという記録も残されています。この地に伝わる昔ながらの製法にこだわり、「泊うに」を使用した塩ウニの瓶詰を2023年の販売を目指して開発中です。
これで1kg分です
1個のウニから5枚の葉(身)がとれます。さばくのは意外と簡単です。
殻を割ります
殻を割り綺麗に掃除します。殻の割り方は ⇒こちらの動画をご覧ください ※冷えたミネラルウォーターで3%の塩水を作り、ウニの掃除に使ってください(水道水や冷えてない水を使うとウニが溶けやすくなります)
葉だけをざるにあげます
水を十分にきります
塩を振ります
ざるとボウル(バットと受け皿でも可)とガーゼを用意し、ガーゼに万遍なく塩をふり、その上にウニの葉を敷きつめます。 最後にまた塩を振りかけます(塩の分量はお好みで。少ないとひとしお風になります。)ラップをかけ1日冷蔵庫で休ませます。
1日おけば完成です
脱水が進み、ボウルにかぜ水がたっぷりとれます。完成した塩ウニは瓶に詰めるなどして、冷蔵の場合は1週間ほどで食べきってください。冷凍庫で保管するのも良いでしょう。(掃除が甘いとこういう色になります、上手にできると黄色い水です)
炊き込みご飯やパスタに使ってください
かぜ水には旨みや栄養がたっぷり含まれています。捨てずにお料理に使ってください。
一般の人が入れない保護区域で資源管理しており、これまでは年300㎏程度を地元の方やお得意先へ送る程度でした。それを今年はじめてインターネット通販を手掛けることになりました。
サイズ混合で届きますが、葉の大きな立派なウニも届き嬉しい限り。
殻開け・掃除の作業も慣れてしまえば、1個あたり1分もかからず出来るようになります。
ご自宅で塩ウニを作ってみませんか。
冷凍の瓶入りとは全くの別物。新鮮かつ葉が大きいので、つぶれることなく食感も残ります。
塩ウニを作る時に出る「かぜみず」も捨てずに、パスタやウニご飯等にご活用ください。
いくらの醤油漬けを作るのが好きな方にもお勧めです。ウニシーズンのとっておきのお楽しみです。