カンボジアから届く絶品
塩漬け生胡椒
Kampot Pepper
カンポットペッパー
まずは、一粒の塩漬け胡椒を味わってみてほしい
カンボジア南部にあるカンポット州とケップでのみ栽培されるプレミア胡椒「カンポットペッパー」を、カンポットの海で作られるクリスタル状の塩「フラワー・オブ・ソルト」で塩漬けにしたのが、塩漬け”生”胡椒です。
カンポットペッパーは、EUのPGI(地理的表示保護)を受けている世界で2しかない胡椒の1つ。何世代も地域に伝わる農法を遵守し、農薬や化学肥料を使用しないことを厳しく定められています。カンポットでは栽培に最適な土壌と気候により、不思議とどこよりも香り高く味わい深い胡椒が作られます。
La Plantationは、カンポット屈指の胡椒農園です。胡椒はすべて手摘みで収穫され、房から一粒ずつ手作業で実が外されます。一般的に胡椒といえば乾燥させて流通させますが、この商品はフレッシュな実の状態を保っているため柔らかく、ミルでひかずにそのまま食べられます。実のプチっとした食感やフレッシュさは虜になります。その製法は門外不出。胡椒本来の爽やかで芳醇な香りと、奥深い味と辛味が口いっぱいに広がる逸品です。
ポルポト政権時代の内戦で衰退も・・
内戦前のカンボジアは、美しくて豊かな国でした。それが戦乱によりあっという間に消えてしまいました。それはカンポットペッパーも同じ。かつては世界中の美食家達を唸らせる存在でしたが、胡椒農家や畑は壊滅的な被害を受け、生産量は激減してしまいました。再び胡椒の生産が軌道に乗り始めたのは、内戦が終結して10年近く経った2000年頃からです。カンポットの胡椒を沢山の方に知ってもらうことで、カンボジアの明るい未来につながることを祈るばかりです。
ワインや日本酒、スピリッツ系お酒のおつまみに合います。チョコレートやナッツとあわせると、塩気と甘みが楽しめます。また、薬味としてステーキやパスタ、サラダの仕上げに使ったり、炒め物や煮物の具に入れるとアクセントになって面白いです。山椒の代わりに麻婆豆腐に入れたり、シーフードとセロリの塩味炒めに入れるなどおすすめです。また、ピクルスやナムルなど野菜との相性もよく、香りがうつって味わいが増します。マッシュポテトに入れて一緒にマッシュしたり、フォカッチャやベーグルとの相性もよいです。ポトフなどのスープとあわせると、スープに香りが移り楽しめます。ぜひ様々なお料理でお楽しみください。