200種類の栄養素を含む
奇跡の果実
北海道産 シーベリー(サジー)
100%果汁
肌トラブルや
鉄分不足でお悩みの方へ
シーベリーの最大の魅力は、栄養価の高さです。この果実には、なんと200種類もの機能性成分が含まれています。
中でもビタミンCはプルーンの21倍、ビタミンAはレモンの56倍、ビタミンEはブルーベリーの3倍!この3つのビタミンを同一果実に含むのはシーベリーだけです。さらに鉄分がブルーンの27倍!果物としては珍しくオメガ3・6・7・9の不飽和脂肪酸も含みます。からだの内側からキレイになりたい方、鉄分不足を感じる方にとって一押しの健康ジュースと言えます。
地元・穂別を守るため
日本初のシーベリー栽培に挑戦
北海道むかわ町穂別地区にあるフォレスト・ベリー農園は、(株)遠藤組が営むシーベリー農園です。
社名の通り、もともとは昭和35年の創業から公共施設建設を通して地元に貢献していました。しかし、公共事業は年々減り、2006年の市町村合併で穂別町がむかわ町に編入されてからは激減。
ほとんどの行政機能は、むかわ町に移行し、大通りから営業者やバスが消え、商店街からは人影が消え、遠藤組も存続の危機に直面しました。
その状況を打破しようと模索していた時、偶然見つけたのがシーベリーです。
2代目社長の遠藤正弘さんと妹の星幸子さんは、地元を活性化させるには、名産品を作る必要があると考えました。
絶対条件は「他では栽培していないもの」。さらに「地元で苗が育てられるもの」「町民が商品化できるもの」「お年寄りでも栽培・収穫し、商品化できるもの」
それらのすべてを満たしたのが、シーベリーだったのです。
構想から8年
100%果汁が完成
2006年の時点で日本でシーベリーを栽培している農家は0軒。当然、国内の栽培データはありません。
それどころか、そもそも栽培するものではなく自生するシーベリーは、世界中のどこを探しても栽培データ・文献がありませんでした。
そこで素人同然だった遠藤さんと星さんは、まず独学で農業の知識を習得。近くの農業試験場に足を運んで栽培の指導を受け、「長野でシーベリーの苗を取り扱い始めた業者がある」という情報を耳にすると、すぐに連絡を取り、幼木を一本一本社屋の裏庭に植えました。
初収穫は2008年。2年物の苗になったシーベリー果実は、合計80kgでした。
シーベリー100%果汁は、翌2009年から試作を始め、収穫量が安定してきた2013年にようやくが完成。現在、2ヵ所ある合計3haの圃場では、約3500本の樹から4tのシーベリーが収穫されます。
残留農薬ゼロ
農薬を一切使わない栽培法
シーベリーの栽培を始めた当初は、農地を借りることすらできなかったそうです。しかし、長らく土木工事を行ってきた遠藤組は、地元の土壌を誰よりも知っていました。
農地以外でシーベリー栽培に適する土質・場所を見極め、樹を伐採した跡地の根痕を取り、次は荒れ地を開拓。非常に多くの手間も時間も掛かりましたが、これが結果的に、残留農薬がない土地の確保に繋がったといいます。
フォレストベリー農園では、農薬を一切使用せず、自然に近い環境で育てています。過度な栄養を与えないことでシーベリーは、地中深くまで根を張り、強く美味しく育ちます。シーベリーの根には大豆と同じフランキア菌があるため、窒素・リンなどは自らで作って与えています。
収穫後は急速冷凍
受注後に搾汁⇒即出荷
シーベリーの収穫樹は8月。猛暑の中、枝にびっしりと実った果実を丁寧に収穫していきます。
始めの頃は、実の塊の中にある棘が刺さらないよう皮手袋をして、小指の爪ほどの実を一粒一粒はじいて収穫していましたが、手作業ではどうしても実が潰れてしまい、まだ未熟の実も収穫しがちだったので、5年掛かりで製作した手持ちの機械を使用しています。
この機械により、完熟の実だけを収穫できるようになり、果汁も以前より味が良くなりました。
収穫した果実はすぐに工場に運びます。真夏の炎天下では、シーベリーが発酵してしまうので時間との勝負です。
ふるいにかけて、一粒ずつ人の目とピンセットで選別し、洗浄して急速冷凍。製造の毎に必要な分だけ解凍⇒搾汁⇒瓶詰めすることで、常に新鮮な果汁をお届けしています。