未曾有の被害をもたらした口蹄疫からの復活!
餌にこだわり
長期肥育で実現させた
健康的な黒毛和牛「都萬牛」
長期飼育と餌にこだわり黒毛で新たな境地に挑む!
2010年に未曾有の被害をもたらした口蹄疫により、家族のように大切にしてきた家畜を失い、苦しみを味わった畜産家たち。
都萬牛生産者で獣医師でもある矢野安正さんもその一人でした。
飼料高騰が続く中、美しい霜降りに仕上げるために沢山食べさせる畜産経営の厳しい課題に疑問を持った矢野さん。美味しいのに市場価値の低い”お産を経た牝牛”を仕入れ、なんとか商品化できないだろうかと考えました。賛同する数名が集まり「今までにない美味しい和牛を生産しよう」と立ち上がりました。こうして自然な赤身の美味しさを追究した「都萬牛」(とまん牛) が誕生したのです。
「都萬牛」は、33〜48ヶ月と長期飼育を行います。餌は良質な牧草、焼酎粕、お茶の葉などミネラルやビタミンが豊富なものを与え、稲藁など粗飼料の割合を多くして給餌することで、低カロリーな食事で牛を仕上げていきます。これにより、一般的な黒毛和牛のサシの入り方の半分程度に抑えた、健康的な牛が育ちます。特上のご馳走肉というよりは『血や肉と成る!』といったイメージが近いです。香りも良く肉も旨いので、エイジングを利かせたブロックの規格にしてもらいました。
年間出荷頭数70頭。今はせり市で買ってくる仔牛や若い牛を調達しながら運営していますが、いずれは自分たちの牛舎で生まれた仔牛に1回子供をうませて、その牛を都萬牛として世に送り出したい夢があります。まだまだ一般には流通していません。毎月少しではありますが、ご案内いたします。
▼2021年12月出荷分については、下記10頭のうちいずれかを発送予定です▼
1383039021、1565184242、1529210482、1490779469、1564919142、1396777729、1564916592、1433580473、1381187014、1556823556